もうすぐ冬至。
冬至とは一年で一番夜が長くなる日。
今年は12月22日(日)です。
かぼちゃを食べて、ゆず湯に入るんですよね~。
でもなんでかぼちゃ?って思ったら、「ん=うん=運」がつく食べ物を食べて運を呼び込もうっていうことで、「かぼちゃ=南瓜=なんきん」と「ん」が二つもついているかぼちゃ(なんきん)を食べるのだそうです。
え、待って!「ん」がついてる食べ物なんてほかにもあるやん!
「れんこん」も「にんじん」も「ん」が二つついてるよ!
調べてみたら出てきましたね。
「冬至の七草」なるものがあるそうで、
1 南瓜(なんきん(かぼちゃ))
2 蓮根(れんこん)
3 人参(にんじん)
4 銀杏(ぎんなん)
5 金柑(きんかん)
6 寒天(かんてん)
7 饂飩(うんどん(うどん))
の7つ。なんだ、かぼちゃじゃなくてよかったんだ。
冬至になるとかぼちゃがやけに高いから、年中安いうどん(うんどん!)にしちゃおかな~。
子どもたちもかぼちゃよりうどん…いや、うんどんの方が好きだしね~。
…「うんどん」って!(笑)
というわけで、今回は「ん」がかなめのしりとりのお話をご紹介。
あらすじ『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』【3歳から】
あるまちで「たべものやさんしりとりたいかい」が開催されることになりました。
優勝チームにはなんでもほしいものをプレゼント!
パンやさんチーム、ケーキやさんチーム、ラーメンやさんチーム、レストランチーム、くだものやさんチーム、やおやさんチーム、それぞれのチームから食べ物たちが集まってきました。
みんなはりきっています。
「さいしょは あがつく たべものから はじめます! どなたか いませんか?」
「はーい!」
アップルパイが元気よく前にでました。
アップルパイに続いて→いくら→ラーメン…
!?
「ん」がついてしまいました!やり直しです。
よくみると参加者たちには「ん」がつく食べ物たちがいっぱいいたのです。
さてさてこのしりとりたいかい、どうなる!?
作者 シゲタサヤカさんについて
作者シゲタサヤカさんは1979年生まれ。
短大卒業後、印刷会社勤務を経て、スクールで絵本製作を学ばれたそうです。
第28~30回講談社絵本新人賞で佳作を3年連続授賞。
第30回講談社絵本新人賞佳作作品『まないたにりょうりをあげないこと』(講談社)で2009年絵本作家デビュー。
その後たくさんの作品を生み出されています。
シゲタサヤカ作品はなんだかクセになるおもしろさ。
子どもはもちろん、大人も楽しめます。
私が初めてシゲタサヤカさんを知ったのも、友人から「おもしろい絵本がある」とすすめられたから。
1冊読むと芋づる式に他の作品も読みたくなります。
特にこの『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』では、これまでの作品の中から、キャラクターやお店がいくつも登場しているので、元の作品をたどりたくなります。
そのあたりのことが、絵本ナビインタビューに書かれています。
この作品制作中は2人目を妊娠中。
そして、完成に至るまで出産、新生児子育てを並行されていたようです。
わ~もう想像するだけで大変です。
でも、大変ではあるけれど楽しんでいたことがこのインタビューでうかがえます。
ほんとに描くことが大好きな方なんですね。
【絵本ナビインタビュー 『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』シゲタサヤカさんインタビュー(2019.03.28)】
まとめとちょこっとコラム
まとめ
今回はシゲタサヤカさんの『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』をご紹介しました。
食べもの限定で、こんなにきれいにしりとりとストーリーが成り立っているなんて、なんだかとっても感動しました。すごい!
シゲタサヤカさんの作品紹介はこれで2作品目。
シゲタサヤカさんは食べ物とコックさんを描くことが大好きなんだそう。
食の絵本を中心にご紹介しているこのブログでは、今後も頻出しそうです。
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★コラム 毎週パンを焼く話
このところ毎週末パンを焼いています。
これは平日の朝に食べる用。焼いたパンはすぐ冷凍。
食べる日の前日に常温に出して解凍、食べる前にトースターで焼きます。
解凍し忘れていた日は、冷凍のままトーストしますが、それでもわりとちゃんとあったまります。
おうちで焼いたパンは、不格好ではあるけれど、味はパン屋さんのパンに近く、そしてお味のわりにお安いです。
この値上がりのさなか食費を下げることに成功したのは、市販の菓子パンから一部手作りパンに切り替えたことも一つの要因だと思います。
私のレシピはこんな感じ。どんなパンも、基本の配合からちょっと変えるだけです。
〈材料〉
強力粉 250g(フランスパンみたいにしたい時は半分くらい薄力粉に)
砂糖 15~30g(甘いパンかしょっぱいパンかでちょっと変える)
塩 小さじ1/4~1/3(甘いパンかしょっぱいパンかでちょっと変える)
マーガリン 20g(またはオリーブオイル。なしでもOK。バターは高いので手が出ません)
牛乳 170ml(水でもOK。甘いパンは牛乳でしっとりふわふわ。しょっぱいパンは水で)
〈作り方〉
1.すべてをホームベーカリー入れ、パン生地コースで一次発酵までおまかせ。
2.形成してオーブンの発酵機能で40℃40分2次発酵。
3.オーブンを予熱。うちのオーブンの場合170℃。
4.予熱している間に、気分でクープをいれたり、トッピングしたり。気がすんだら予熱しているオーブンの上にのせて、予熱終わりまでさらに発酵の続きを。
5.予熱できたら12分ほど焼く。毎回焼け具合が違うので、12分後焼け具合をみて、温度を変えるなどして追加で5分ほど焼いてみる。おいしそうなら完成!
手作りパンは飽きが来ないですね。
気まぐれに生地の材料やトッピングを変えるからだと思いますが。
外食やスーパーのお惣菜より、おうちごはんが食べたくなるのと同じ。
味が安定していないのが返っていいのですね。
作り慣れてさほど面倒とは感じなくなりましたが、時間はかかります。
でも食べたいからなあ…手作りパンがない日は「さみしい」と感じるようになってしまいました。
ゼイタクだなあ~。
ではまた。
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