前回は『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』をご紹介しました。
『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』はその続編です。
も~、前作のおにぎりたち、さっそくタイトルページから登場してるや~ん。
あらすじ『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』【4歳から】
「ぼくら、おにぎりの ぐに なりたいなあ」
おにぎりたちのところにいろんな食べ物がやってきました。
「もう、ぼくら ぐ はいってんねん」
そこで、おにぎりたちはサンドイッチにはさまれることを提案します。
食べ物たちは、夜のパン屋に忍び込み、
「ちょっと そこの しょくパンさんたち、はさんでくれませんか~?」
「まかしとき!」
食べ物たちは「はさんで はさんで!」「わたしも!」「わしも!」とてんやわんや。
なんとたいやきやたこやきまで!
(この2人は『ぼくらはうまいもんフライヤーズ』でも、むりやりフライになっていましたね。なかなか強引なコンビです。)
わいわいがやがや、夜通し大騒ぎで出来上がったサンドイッチたちは、朝焼けのはらっぱにお散歩。
あれ?遠くから追加の食べ物たちがやってきましたよ。
さて、どこに挟まっているのでしょう。
最後はちょっとお遊びのページです。
見どころ『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』【4歳から】
作者岡田よしたかさんの絵本はいつも関西弁。
わいわいがやがや賑やかです。
目鼻も手足もない食材たちが擬人化されていて、みんな口々にしゃべっているのですから不思議です。
今回なんて、皿に載っていないバラバラの焼きそばまでも!
そして登場人物たちが、いい感じにいい加減。(笑)
たいやきや、たこやきがはさまってもお構いなし。
最後なんて、「え、それは…」という変わり種食材が!(何がはさまるかは読んでのお楽しみ)
でもまあ、その食材もギリギリありかな~。
このちょっといい加減で、強引な感じがなんだかホッとして癒されます。
まとめ
今回は、前回ご紹介した『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』の続編として、『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』をご紹介しました。
もし、『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』からいきなり読んだ場合、最初のおにぎりたちと会話は、正直「?」だと思います。
なので『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』から読むことをオススメします。
その方がおにぎりたちにも愛着がわきますから。
この2作品を通して出てくるネコが気になります。
決してかわいいとは言えない「どら猫」という様相の猫なんですが…かわくないけど…惹かれます。
手のひらサイズのマスコットとかにしてみてはどうでしょう。
ではまた。
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