わが家定番のローストビーフ。
毎年お正月のごちそうとして作っているんですが、今年はいつもと違う作り方に挑戦。
そしてあえなく失敗してしまったんですね。
その様子はこちら↓↓↓
炊飯器でローストビーフを作ってみました | 結果、失敗しました
これでは残念なままなので、ダンナの誕生日にいつもの作り方でリベンジしてみました。
(普段のご飯としてはちょっとお高いので、何かイベントが必要です。)
ヨーグルトメーカーを使った、わが家のいつもの作り方です。
小心者の私は、「火通ってる?」「食中毒大丈夫?」とめっちゃ恐れている(でも食べたい)ので、温度をしっかり測って、低温でじっくり作るのが性に合っているようです。
いろいろ調べて、自分なりに安全と思えるレシピで作っていますが、ヨーグルトメーカーの公式レシピなどではないので、作ってみられる方は自己責任でお願いします。
ヨーグルトメーカーでローストビーフ
私が使っているのは、このヨーグルトメーカー。
コロナが始まった頃、免疫力アップのためのヨーグルトを量産すべく購入したもの。
ちょっといいヨーグルトがおいしくて、もう免疫とか関係なく今も作り続けています。

ローストビーフがおいしくなる温度は?
ローストビーフがおいしいのは火が通りすぎていないから。
肉のうまみを引き出しつつ、パサパサにならないように加熱したいですね。
ローストビーフをうまく作るには、二つのタンパク質の性質が関係しているようです。
ミオシン…50℃以上になると、お肉がかみ切りやすく、うま味も感じやすくなる。
アクチン…66℃以上になると、肉の水分が抜け、色が茶色くなり硬くなる。
つまり50℃~66℃未満の温度で加熱すると、おいしくなるということですね。
安全性を考えると中心部分まで温まるまでの時間を十分にとる必要がありそうです。
安全性に関してはコチラのサイトでしっかり解説されていました↓↓↓
【内閣府食品安全委員会 肉を低温で安全においしく調理するコツをお教えします!(令和3年12月24日公開)】
このサイトによると、ローストビーフは、300gのお肉で中心温度が十分に上がるまでに100分程度かかり(70℃で加熱した場合が例として挙げられています)、63℃で30分以上の加熱が必要とあります。温度が低いと、加熱時間をさらに長くする必要があるようです。
わが家のローストビーフの作り方
今回使うのはこのお肉。
248円/100gの豪州産牛モモブロック肉です。
ローストビーフのお肉としてはかなりお安いお肉です。
冷蔵庫から出して30分ほど室温に置いておきます。

1. 300g~350gくらいの牛モモブロックの表面に、ニンニクと塩コショウを適量すりつけます。
この日は気分でマジックソルトとガーリックパウダーにしました。


2. お肉のすべての面に焼き目をつけます。


3. 粗熱がとれたら耐熱の袋に入れ、なるべく空気を抜いて口をしっかり縛ります。

4. 付属の容器に60℃くらいのお湯を作り、そこに3のお肉を入れます。


5. 63℃で3時間加熱します。

6. 3時間経ったら加熱終了。冷めてからカットします。

私は翌日にカットしました。

カットしたナイフは、ビクトリノックスというメーカーのもの。
先日ブログでもご紹介しましたが、ほんとによく切れるので、こんな風にお肉を薄ーく切りたいときにもお役立ちです。
切れ味抜群!ビクトリノックスの小さなナイフがキッチンで大活躍!!

お肉がほんのり赤く、いい感じにできました。
今回は63℃でしましたが、60℃くらいでもいいのかもと思っています。

ソースをかけていただきます。
ちなみにソースは業務スーパーのこれ。

ステーキなんてなかなか食べることないですが、毎年ローストビーフのために買っています。
余ったら、焼いた鶏モモ肉なんかにかけてもおいしいですよ。
今回は248円/100gの豪州産のお肉で作りましたが、脂が少なくあっさり。
これはこれでおいしいですが、倍のお値段の国産肉は程よく脂がのっていて、少し厚めに切っても柔らかいです。
私はこちらの方が好みです。
もっとサシが入っているものもありますが、脂が多すぎるとくどいので程よいものを。
お高くはありますが、ここぞという時には国産お肉で張り切りたいと思います。




アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー
私が使っているヨーグルトメーカーは、今回調べてみたらもうないみたいです。
そして新しいモデルがこちら。IYM-016です。

なんと!豆乳パックでもヨーグルトが作れるようになってる!
そして何より公式に低温調理ができるようになってる!!!

サラダチキンもよく作りますが、自動メニューに入っているみたいですね。
ローストビーフは、公式レシピでは60℃3時間となっていました。
なるほど。
今度は60℃で試してみたいと思います。
まとめ
今回はヨーグルトメーカーでローストビーフを作った様子をレポートしました。
時間はかかりますが、ほったらかし料理なので手間いらず。
手間をかけていないのにめっちゃ喜ばれるのでオススメです。
ヨーグルトメーカーできちんと温度を設定することで、安心して作ることができますね。
これまでは、「ヨーグルトメーカー、公式ではない使い方してる!」っていう認識でしたが、いつの間にか公式になっててうれしいです。
ただ「低温調理ができる」とされているのは最新機種だけ。
ああ、やっぱり私のヨーグルトメーカーでは非公式なのですね。
ではまた。
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