初めて炊飯器でローストビーフを作ってみました。
今日はそのレポートです。
結論から申し上げますと、あまり納得のいかない出来となりました。
おいしく食べたんで、失敗とまでは言わないけれど、いつもの作り方の方がおいしいなあと。
本日はその反省も兼ねての覚書としてここに記しておきます。
炊飯器でローストビーフ、イマイチになるレシピ
今から書くのは私が納得していないレシピですので、その通りに作ることはおススメしません。
こういう風になるんだな~と、一つの失敗例としてお役立ていただければ幸いです。
何が納得してないかって、火の通りすぎでパサついてしまったんですね。
それでは、食中毒を恐れる小心者が作る、パサパサローストビーフのレシピをどうぞ!
こんな風に作るとパサついたローストビーフができるよ!
作り方はこうです。
1.常温にしておいた牛肉のモモブロックに塩コショウとニンニクをすりつけます。
2.油をひいたフライパンで、ブロック肉のすべての面に焼き目をつけます。
3.粗熱がとれたら、できるだけ空気を抜いてポリ袋にいれて口をしばります。
※ポリ袋は耐熱温度に注意。やぶれたら嫌なので2重に。
ーーーここまではいつも通り。
さて、ここからが問題の炊飯器クッキングです。
炊飯器の保温機能を使って低温調理する方法。
湯温はいろいろレシピを見てみましたが、けっこうバラバラなんですね。
温度が下がることを見越して熱湯を注ぐパターン、お湯と水を混ぜるパターン。
炊飯器の保温温度は70℃なので、その温度をめざしているようです。
そして保温時間はだいたい40分としているレシピが多いです。
で、私はこんな風にしました。
4.湯温はきっちり70℃を温度計で計りました。(沈めるためにこの上に耐熱のお皿を載せます)
そして保温時間は100分!!(細かく言うと103分!!)一般的なレシピの2.5倍の時間です。
これが失敗の源でした。
なんでそんなに加熱したかというと、70℃でブロック肉(300g)の中心まで温度が上がるのに100分かかるそうなんですね。
そして、その温度に達してから殺菌できるまでが3分かかるというのです。
情報源はこちら↓↓↓
肉を低温で安全においしく調理するコツをお教えします!(内閣府食品安全委員会)(令和6年3月5日更新)
生肉の食中毒怖い…子どもも食べるし…40分じゃ安心できないワ…
そんな思いで加熱すること103分。
出来上がったのがこちらです。
切りやすいように冷ましておいて、カットします。
どうでしょうか。
しっかり火が通ってる!!通り過ぎ!
お肉は50℃以上でお肉がかみ切りやすく、うま味も感じやすくなり、66℃以上になると、肉の水分が抜け、色が茶色くなり硬くなるそうです。
70℃で加熱したので、しっかり火が通ってしまったわけです。
よく見るレシピの「40分」ってのは、そこまで温度が上がり切らない、絶妙な時間設定だったんですね。
でも、意外に人気であっという間になくなりました!
でも大丈夫!この業務スーパーのステーキソースをかければちゃんとおいしいです!
子どもたちもめっちゃ食べてくれたんで、あっという間になくなりました。
多少の失敗はね、このステーキソースがなんとかしてくれるんですよ。
玉ねぎたっぷりでめちゃうまですから!
私はローストビーフバーガーにしちゃったりして、楽しみましたよ~。
まとめ
今回は、炊飯器でローストビーフを作ったらイマイチのものができたというお話でした。
いつもはヨーグルトメーカーで時間をかけて作っているのですが、子どもたちもよく食べるようになってきたんで、より大容量の炊飯器でつくれたらなあと思っての挑戦でした。
きっとレシピ通りに作ればうまくいくと思うのですが、中心温度が何度で何分加熱されているのかイメージできず、ビビッて長時間加熱した結果です。
小心者の私はヨーグルトメーカーで長時間かけて調理しようと思います!
ちなみにローストビーフバーガーのパンは、ちょうど朝焼いていた手作りパンです。
なんてことのないパンですが、やっぱり焼きたてパンはおいしいです。
ではまた。
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