今日はおつきみだんごのレシピが載っている絵本を2冊ご紹介します。
なんで今頃おつきみ?十五夜終わったよ。
うんうん。
いいのいいの。もうすぐ十三夜なんだから。
十五夜を楽しんだら、十三夜も楽しもう!
どちらかだけするのは「片見月」と言って縁起がよくないんだって。
今年の十三夜は10月8日(土)です。
よし!再びおつきみ気分を盛り上げていきましょう!
なになに?十三夜というのは満月になることはなく、少し欠けている月を楽しむ…
…ってことは、今日ご紹介する月は満月なので…十五夜の本ですね(汗)
よく見たら2冊とも十五夜って書いてあるし(笑)
うん、まあいいやん。おだんご作ろか。おいしいし!
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3N6770+58QFJM+2HOM+60OXD)
『おつきみうさぎ』文・中川ひろたか 絵・村上康成
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1ef21e2f.d2469965.1ef21e30.a91d590d/?me_id=1213310&item_id=10981247&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F4940%2F49400596.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
内容『おつきみうさぎ』【3歳から】
先生と子どもたちがすすき狩りに来ました。
「あ!なんかひかってるぞ」
すすき野原にいたのは、きれいな光るうさぎ。
でもなんだか震えています。
子どもたちはそのうさぎを連れて帰り、園で飼うことにしました。
園では今日はおつきみ。
みんなでおだんごを作り、すすきを飾って、さつまいもを供えます。
夜満月が出てきました。
きれいな満月ですが、なんか変。
「うさぎがいない!」
そう、このうさぎは月のうさぎだったのです。
『おつきみうさぎ』のおつきみだんごの作り方
この絵本では、おはなしの中に「おつきみだんごのつくりかた」が出てきます。
上新粉を使った、蒸して作るおだんごです。
蒸して作るなんて本格派ですね。
以下抜粋です。
おつきみだんごのつくりかた
1.ボールに じょうしんこ、さとう、しおをいれて よーく まぜあわせましょう。
2.おゆを すこしずつ くわえながら みみたぶくらいになるまで よくねります。
やけどしないようにね。3.それを、ぴんぽんだまくらいに まるめます。
きたないてのひとは、よーくあらってから。4.むしきに、かたくしぼった ぬれぶきんをしいて ならべてむします。
本文より
うーん、たのしみね。
作ってみたいけれど、分量が…。
いろいろ調べてみましたが、みんな分量はいろいろですね。
このくらいでどうでしょうか。
〈材料〉
上新粉 200g
砂糖 40g
塩 ひとつまみ
お湯 100~200cc
お砂糖をいれることで、やわらかいおだんごになるそうですよ。
少し分量は違いますが、作る過程はこちらの動画が分かりやすいと思います。
『おつきみどろぼう』作・ねぎしれいこ 絵・花之内雅吉
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1ef21e2f.d2469965.1ef21e30.a91d590d/?me_id=1213310&item_id=13224620&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F8040%2F9784418098040.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
内容『おつきみどろぼう』【4歳から】
十五夜の日、お供えしてあるおつきみだんごは、だれでもこっそりとって食べていい。
それが「おつきみどろぼう」。
おだんごがなくなるといいことがたくさんあるそうです。
本当にある日本の年中行事だそうですが、あまり知られていないのではないでしょうか。
![](https://corosanblog.com/wp-content/uploads/2022/09/otukimi-300x297.png)
十五夜の日、おばあさんはおだんごをたくさんつくって飾ると、
「さあて、みんなの おだんごは どんなかな」と出かけていきました。
たぬきさんのおうちは大きなおだんごが一つ。
ねずみさんのおうちは、小さいおだんご。
くまさんのおだんごは積み木みたい。
おばあさんは次々に食べていきます。
ところが、おおかみさんのうちにはすすきしかありません。
「おいらの おだんごなんか、だれも たべに こないよ。」
怖がってだれも来ないから。
そう思っておおかみさんはおだんごを作っていなかったのです。
それを聞いておばあさんは勝手におだんごを作る準備をはじめました。
「えー、いやだなあ」
始めはそう言っていたおおかみさんも一緒に作り始めましたよ。
さあ、みんな食べにきてくれるのでしょうか。
『おつきみどろぼう』のおつきみだんごの作り方
この絵本では、カバーのそで部分におつきみだんごの作り方が書いてあります。
だんご粉を使ったゆでて作るおだんごです。
こちらの方が作りやすそうですね。
以下、抜粋です。
「おつきみだんごの簡単な作り方は?」
材料
だんご粉 水
(好みにより砂糖)作り方
1 だんご粉に(好みにより砂糖も)水を適宜加え、耳たぶくらいのやわらかさになるよう、手でこねます。
2 適当にだんごの形にまるめます。
3 鍋にたっぷり湯をわかし、だんごを入れます。
4 だんごが浮きあがったら、そのまま2~3分ゆでます。
5 冷水に入れ、さめたら取り出して、風をあて、てりをだしてできあがりです。
※だんご粉とは、うるち米ともち米を混ぜてひいた粉です。
カバーそでより
『おつきみうさぎ』で出てきた上新粉がうるち米なのに対し、だんご粉はうるち米ともち米をひいたもの。
もち米の方が保水力がありやわらかくしあがるそうです。
それで砂糖はお好みで、となっているのですね。
(上新粉の時は、やわらかくするために砂糖をいれます)
こちらも分量は書いていませんね。
私がいつもお世話になっているサイト、「DELISH KITCHEN」に作り方がありました。
私もこのレシピで作ってみましたよ。
ゆでるレシピの方がハードル低いですよね。
材料の分量は以下の通り。
作り方は絵本に書いてあるのと一緒です。
〈材料〉
だんご粉 100g
砂糖 大さじ1
水 80cc
だんご粉100gでとても小さなおだんごが15個できます。
わが家はこのくらいの分量がちょうど食べきれる量でよかったです。
砂糖の量は甘すぎず、ほんのり感じる程度。
おいしいです!
さすがDELISH KITCHEN!
![](https://corosanblog.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/47c0ca37852d4c1bb45a32e62969cfd6.jpg)
この本のカバーそでには、「おつきみだんごの簡単な作り方は?」の他にも「おつきみってなあに?」「おつきみのおつきさまは、満月なの?」「おつきみには、何を飾るの?」「おつきみどろぼうってなあに」「秋の七草の楽しい覚え方は?」ということについて書かれています。
お月見の知りたいようなことが全部書いてありますね。
まとめ
今回は、遅ればせながら、十五夜の絵本を2冊ご紹介しました。
どちらもおだんごのレシピつきです。
ぜひ十三夜のおだんごの参考に…
ではまた。
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