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『はらぺこあおむし』エリック・カール|曜日感覚を身につけるのにぴったりの1冊

はらぺこあおむし 絵本・児童書

「あと保育園に何回行くの?」ってめっちゃ聞かれませんか?

うちの年中さん、ここんところよく言ってたんですよ。

たいして気にもとめず、「あと〇回行ったらお休みだよ」って答えてたんですが、こんなに何回も聞くなんて、保育園嫌いなの?楽しそうに見えるけど…ってだんだん不安に。

そしてはたと気づきました。

あ、曜日のこと教えてなかった!

曜日を知らないので1週間の見通しが立たないんですね。

長女の時にはすぐにそれに気が付いて教えたのですが、うっかり忘れていました。

そこで長女の時にも大活躍したこの絵本(と歌!)を再び!!

あらすじ『はらぺこあおむし』【0歳から】

はっぱの上の小さなたまごから小さなあおむしが生まれました。

お腹がぺこぺこのあおむしは食べるものを探しました。

月曜日、りんごを1つ食べました。
火曜日、なしを2つ
水曜日、すももを3つ…
…土曜日には、アイスクリームにチョコレートケーキ、ピクルス、サラミ、ぺろぺろキャンディー…

食べ過ぎたあおむしはお腹が痛くなってしまいます。

次の日、元気になったあおむしはみどりのはっぱを食べます。

ふとっちょになったあおむしはやがてさなぎに。

そしてきれいなちょうちょになるのです。

この絵本、小さい子でも目を引くカラフルで素敵な絵、赤ちゃんもさわりたくなる穴があいたしかけ、数字を興味を持たせる内容、あおむしの成長など、語るべき魅力がたくさんあるのですが、今回は「曜日感覚を覚えるツール」としてご紹介します。

曜日を覚えるのに欠かせないのが

歌があれば、りんご、なし、すももなどのイラストとともに、あっという間に覚えてくれますよ。

歌はわが家はYouTubeに上がっているもので覚えましたが、著作権どうなってるの?という疑問からここでの紹介は控えておきます。

わが家ではお風呂の壁にこんなものを貼り付けました。

切り開いたクリアファイルに油性ペンで歌詞を書いたものです。

水で貼り付けています。

書き出してみると思ったより歌詞が長いので、「月曜日~♪」のりんごのところからで十分だったと途中で後悔しましたが、書き直しは嫌なので書き切りました。

お風呂の時に歌ったり、「明日は何曜日でしょーか。ヒント、いちご。」など、クイズをして遊びます。

長女の時は通園時間が30分と非常に長かったので、朝自転車で歌いながら覚えました。

↓↓↓こちらはCDと丈夫なボードブックのセット

これがあれば完璧ですね。

出産祝いや1歳の誕生日など贈り物にも最適です。

0歳児はめくったり、穴に指を突っ込んだり、かじったりして絵本に親しみ、少し大きくなれば数に興味を持ち、今回のように曜日を教えるなら3~5歳頃まで長く長~く使える絵本です。

『はらぺこあおむし』は装丁が何種類かあるのですが、個人で購入するなら断然丈夫なボードブックがおすすめです。

作者 エリック・カールについて

エリック・カール(Eric Carle)

1929年アメリカに生まれ、西ドイツで育つ。シュツットガルト造形美術大学で学んだ後、1952年にアメリカへ戻る。グラフィック・デザイナー、アート・ディレクターとして活躍後、絵本作家に。1968年に絵本「1,2,3どうぶつえんへ」(偕成社刊)を発表、ボローニャグラフィック大賞を受賞し、以来絵本作家として活躍。世界的な人気絵本「はらぺこあおむし」「たんじょうびのふしぎなてがみ」(以上偕成社刊)などの傑作を生む。

絵本ナビより

 これまでたくさんの人気作品を生み出されましたが、2021年5月23日91歳で亡くなられました。

2021年11月12日には、エリック・カールの世界観をテーマとする、日本で初めてのプレイグラウンド施設『プレイパーク エリック・カール』がオープンしたそうです。

これからも長く長く愛され続ける作家と作品なのですね。

エリック・カールさんの絵は、薄紙に色を塗ってカラフルな紙を作り、それを切り貼り(コラージュ)して描かれています。

偕成社の「エリック・カール スペシャルサイト」では画像をたっぷり使って制作の様子が掲載されています。

このサイト、他にもおもしろい記事がいっぱい!

例えば戦時中の体験や『あおくんときいろちゃん』などのレオ・レオニさんとの関係など、とても興味深いんです。

特におもしろいのは「Q&A 教えてカールさん」。

例えば、「絵本をつくるときは、お話から書きますか?それとも、絵から?」という質問に対し「私の場合、絵を描くにはお話が必要だし、お話を書くには絵が必要なんだ。…(中略)…絵本をつくりはじめるときは、とても楽しい。でもしばらくすると、それは「仕事」になる。そして、だんだん「労働」になっていく。終わるころには、自分が奴隷になったような気分にすらなる。描きおえた絵を出版社に送りだしたあとは、なんだか悲しくなるけれど、できあがった絵本を見ると、またうれしくなるよ。」

と答えるなど、きっととても正直な気持ちなのだと思います。

読んでいると人柄が見えてきて、作品だけでなく、エリック・カールさん自身のことを大好きになりますよ。

まとめとちょこっとコラム

まとめ

今回は、曜日を覚えるのにお役立ちの『はらぺこあおむし』をご紹介しました。

この絵本にもかわいらしいイラストの食べ物たちがたくさん出てきます。

アイスクリームにチョコレートケーキにピクルス、チーズ…それを食べてあおむし君はお腹をこわしてしまうのですが…(笑)

食べ物絵本を中心にご紹介しているこのサイトですが、食べ物ではなく、他の要素をピックアップしてしまいました。

だってほんとに役立つ絵本なので。

愛され続けるエリック・カール作品は、グッズもめちゃめちゃ展開されています。

グッズは絵本ナビのサイトや上記でご紹介した偕成社のサイト、エリック・カールの世界公式サイトなどで販売されていますよ。

リンクを貼っておきます。

はらぺこあおむしグッズ(絵本ナビ)↓↓↓

いつもならここから「ちょこっとコラム」として雑記になるのですが、「私がふとっちょになってきた話」などと、ほんとに愚にもつかないことを書いてしまいそうなので、今回はこの辺で。

ではまた。

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