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『はらぺこあおむし』エリック・カール|曜日感覚を身につけるのにぴったりの1冊

はらぺこあおむし 絵本・児童書

「あと保育園に何回行くの?」ってめっちゃ聞かれませんか?

うちの年中さん、ここんところよく言ってたんですよ。

たいして気にもとめず、「あと〇回行ったらお休みだよ」って答えてたんですが、こんなに何回も聞くなんて、保育園嫌いなの?楽しそうに見えるけど…ってだんだん不安に。

そしてはたと気づきました。

あ、曜日のこと教えてなかった!

曜日を知らないので1週間の見通しが立たないんですね。

長女の時にはすぐにそれに気が付いて教えていたのですが、うっかりしてました。

そこで長女の時にも大活躍したこの絵本(と歌!)を再び!!

あらすじ『はらぺこあおむし』【0歳から】

※画像は楽天ブックスにリンクを貼っています。

ボードブック はらぺこあおむし
発売日:2012年12月
著者/編集:エリック・カール(著・絵), もり ひさし(訳)
シリーズ:はらぺこあおむし
出版社:偕成社
ページ数:24p
ISBN:9784032371109

はっぱの上の小さなたまごから小さなあおむしが生まれました。

お腹がぺこぺこのあおむしは食べるものを探しました。

月曜日、りんごを1つ食べました。
火曜日、なしを2つ
水曜日、すももを3つ…
…土曜日には、アイスクリームにチョコレートケーキ、ピクルス、サラミ、ぺろぺろキャンディー…

食べ過ぎたあおむしはお腹が痛くなってしまいます。

次の日、元気になったあおむしはみどりのはっぱを食べます。

ふとっちょになったあおむしはやがてさなぎに。

そしてきれいなちょうちょになるのです。

『はらぺこあおむし』で曜日感覚を身につける

この絵本、小さい子でも目を引くカラフルで素敵な絵、赤ちゃんもさわりたくなる穴があいたしかけ、数字を興味を持たせる内容、あおむしの成長など、語るべき魅力がたくさんあるのですが、今回は「曜日感覚を身につけるツール」としてご紹介します。

曜日を覚えるのに欠かせないのが

歌があれば、りんご、なし、すももなどのイラストとともに、あっという間に覚えてくれますよ。

歌はわが家はYouTubeに上がっているもので覚えましたが、著作権どうなってるの?という疑問からここでの紹介は控えておきます。

わが家ではお風呂の壁にこんなものを貼り付けました。

切り開いたクリアファイルに油性ペンで歌詞を書いたものです。

水で貼り付けています。

書き出してみると思ったより歌詞が長いので、「月曜日~♪」のりんごのところからで十分だったと途中で後悔しましたが、書き直しは嫌なので書き切りました。

お風呂の時に歌ったり、「明日は何曜日でしょーか。ヒント、いちご。」など、クイズをして遊びます。

長女の時は通園時間が30分と非常に長かったので、朝自転車で歌いながら覚えました。

↓↓↓こちらはCDと丈夫なボードブックのセット

※画像は楽天ブックスにリンクを貼っています。

これがあれば完璧ですね。

出産祝いや1歳の誕生日など贈り物にも最適です。

0歳児はめくったり、穴に指を突っ込んだり、かじったりして絵本に親しみ、少し大きくなれば数に興味を持ち、今回のように曜日を教えるなら3~5歳頃まで長く長~く使える絵本です。

『はらぺこあおむし』は装丁が何種類かあるのですが、個人で購入するなら断然丈夫なボードブックがおすすめです。

作者 エリック・カールについて

エリック・カール(Eric Carle)

1929年アメリカに生まれ、西ドイツで育つ。シュツットガルト造形美術大学で学んだ後、1952年にアメリカへ戻る。グラフィック・デザイナー、アート・ディレクターとして活躍後、絵本作家に。1968年に絵本「1,2,3どうぶつえんへ」(偕成社刊)を発表、ボローニャグラフィック大賞を受賞し、以来絵本作家として活躍。世界的な人気絵本「はらぺこあおむし」「たんじょうびのふしぎなてがみ」(以上偕成社刊)などの傑作を生む。

絵本ナビより

 エリックカールさんはこれまでたくさんの人気作品を生み出されましたが、2021年5月23日91歳で亡くなられました。

2021年11月12日には、エリック・カールの世界観をテーマとする、日本で初めてのプレイグラウンド施設『プレイパーク エリック・カール』がオープンしたそうです。

これからも長く長く愛され続ける作家と作品なのですね。

エリック・カールさんの絵は、薄紙に色を塗ってカラフルな紙を作り、それを切り貼り(コラージュ)して描かれています。

偕成社の「エリック・カール スペシャルサイト」では画像をたっぷり使って制作の様子が掲載されています。

『はらぺこあおむし』の作者 | エリック・カール スペシャルサイト - 偕成社
世界中で愛されている『はらぺこあおむし』の著者エリック・カールと、絵本作品を紹介。絵本ごとのコラムや、創作のひみつ、グッズ情報など。

このサイト、他にもおもしろい記事がいっぱい!

戦時中の体験や、『あおくんときいろちゃん』などのレオ・レオニさんとの関係など、とても興味深いです。

特に笑ったのは「Q&A 教えてカールさん」。

「絵本をつくるときは、お話から書きますか?それとも、絵から?」という質問に対し「私の場合、絵を描くにはお話が必要だし、お話を書くには絵が必要なんだ。…(中略)…絵本をつくりはじめるときは、とても楽しい。でもしばらくすると、それは「仕事」になる。そして、だんだん「労働」になっていく。終わるころには、自分が奴隷になったような気分にすらなる。描きおえた絵を出版社に送りだしたあとは、なんだか悲しくなるけれど、できあがった絵本を見ると、またうれしくなるよ。」

正直者!!!(笑)

読んでいると人柄が見えてきて、作品だけでなく、エリック・カールさん自身のことも大好きになりますよ。

まとめ

今回は、曜日をおぼえるのにお役立ちの『はらぺこあおむし』をご紹介しました。

『はらぺこあおむし』にはかわいらしいイラストの食べ物たちがたくさん出てきます。

アイスクリームにチョコレートケーキにピクルス、チーズ…それを食べてあおむし君はお腹をこわしてしまうのですが…(笑)

愛され続けるエリック・カール作品は、グッズもめちゃめちゃ展開されています。

グッズは絵本ナビのサイトや上記でご紹介した偕成社のサイト、エリック・カールの世界公式サイトなどで販売されていますよ。

リンクを貼っておきます。

はらぺこあおむしグッズ(絵本ナビ)↓↓↓

「いったい何回行けば休みなん?」となってる子どもたちと、「毎日おんなじこと聞くやん…トホホ」となっているパパママたちのお役に立てれば幸いです。

ではまた。

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