みんな大好き「ぎょうざ」。
好きな食べ物聞いたら絶対五本の指にはいってくるやつ。
わが家でも餃子はテッパン。
小食の子どもたちも餃子なら食べてくれます。
お休みの日なら、みんなでおしゃべりしながら作るのもちょっとしたイベントです。
作ってよし、食べてよし。
餃子が作りたくなっちゃう!食べたくなっちゃう!餃子の絵本を3冊ご紹介します。
『ぎょうざのひ』かとうまふみ【4歳から】
ぎょうざのひ
作: かとう まふみ
出版社: 偕成社
発行日: 2001年05月
ISBN: 9784033309002
今日はぎょうざの日。
ぎょうざの日は学校から急いで帰ります。
こどもたちのぎょうざ作り、はじまりまじまり~。
わーわー言いながらまぜて包んで――いろいろな形のぎょうざができあがり!
おかあさんに焼いてもらったら、みんなそろって「いただきまーす!」。
食卓はぎょうざ争奪戦。
作って食べて大笑い。うれしくてうれしくて、とっても幸せなぎょうざの日のお話です。
この絵本は作者かとうまふみさんのデビュー作。
昭和感漂うおうち。かたわらに瓶ビールを置いてごろ寝するお父さん。
かとうまふみさんの実際の子どもの頃を描いたお話なのだそうです。
ぎょうざは作者にとって幸せ家族の象徴なんですね。
これを読むと、子どもとぎょうざを作りたくなります。
そしていっぱい作ったら、ぎょうざ&ビール!!幸せ~!
『いかりのギョーザ』苅田澄子 作 / 大島妙子 絵【4歳から】
いかりのギョーザ
作: 苅田 澄子
絵: 大島 妙子
出版社: 佼成出版社
発行日: 2006年12月
ISBN: 9784333022496
ブブコさんが見つけたフライパン。
それは人の「いかり」のエネルギーで焼くことができる不思議なフライパン。
ちょっとえらそうな感じの、そしてなぜか関西弁のフライパン(笑)。
「プンプン プリプリ、プンプン プリプリ」
(これフライパンがあったまるときの音。音?音なんかな?声か。)
そうしてできた「いかりのギョーザ」。
そのお味は世界一!
もっと食べたいけれど、「いかり」がなければ焼くことができません。
ブブコさんは次々にお友達を訪ねて行って、「いかり」のパワーでギョーザを焼きます。
けれど「いかりのギョーザ」を食べた人はみーんなごきげんになってしまうのです…
ブブコさんがふはふは言いながら「いかりのギョーザ」を食べる描写はほんとにおいしそう。
みんなが夢中になってしまうのも無理ないなあと思います。
ギョーザを焼いているときの「プンプーン! プーリプリ!」という音(声?)も楽しいです。
『ぎょうざつくったの』きむらよしお【5歳から】
ぎょうざつくったの
作・絵: きむら よしお
出版社: 福音館書店
発行日: 1996年06月
ISBN: 9784834010701
お友達とお留守番をすることになったウナちゃん。
遊んでいるうちにぎょうざを食べたくなりました。
公園に行くと作り方を知っているというお友達が。
(ほんまに?)
ウナちゃんのおうちでみんなでぎょうざを作ることにしました。
(ううっ!悪い予感しかしない。)
材料を引っ張り出して、しっちゃかめっちゃか大盛り上がり。
(こらこら~!)
なのにあとは焼くだけとなったところで、お友達が急にトーンダウン。
(こういうやつおるな。)
「こんなんぎょうざとちゃう」「ぼくもうかえる」
(あんたらも作ってたやん。)
「かえったら あか~ん!!」
急に突き放されたウナちゃんの気持ちを思うと切ないですね。
子どもの頃、だれでも似たような経験があるのではないでしょうか。
(大人になっても時にはね。)
それにしても、このおうちのお母さんお父さんのおおらかなこと。
しっちゃかめっちゃかの現状を見ても、怒らずに抱きしめてあげられるなんてすばらしい!
見習いたいところです。
私ならぎりぎり怒らなかったとしても心の中ではこう思ってます。
うわ~!マジかぁぁぁ!!なんじゃこりゃ~~!
子どもたちだけで火を使わなくてよかった~!!それはセーフ!!!!
大量のぎょうざを廃棄することにならなくてよかった~!責任持って食べて帰ってね!!!
残るようなら持って帰らそ。有無を言わさず。
「ほらほら、持って帰り。お母さん喜んでやでぇ。持って帰りぃぃぃ~」
まとめ
今回はぎょうざの絵本を3冊ご紹介しました。
どうでしょう、餃子が食べたくなってきました?
後半では子どもとぎょうざを作ってみます!皮からこねこねしようと思います。
ではまた。
子どもとぎょうざ作ってみたよ! 皮から作るぎょうざ作り | 食×絵本 ぎょうざ(後編)≫
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