『チリとチリリ』どいかや｜小さな幸せと、小さな冒険のものがたり

気持ちのいい季節です。

いいお天気の日にはサイクリング。

思うままに自転車を走らせ、コーヒーの香りにさそわれて喫茶店へ…。

ステキな景色においしい食べ物。

『チリとチリリ』は日常の小さな幸せと、小さな冒険がいっぱい詰まったシリーズなんです。

お茶をいれてほっと一息。ゆったりとした時間のおともに。

あらすじ『チリとチリリ』【3歳から　大人も】
レビュー『チリとチリリ』
作者　どいかやさんについて
まとめ

あらすじ『チリとチリリ』【3歳から　大人も】

チリとチリリ
作：どいかや
出版社：アリス館
発行日： 2003年05月
ISBN： 9784752002444

とても早起きをしたある日、チリとチリリは自転車で出かけることにしました。

森の中を走っているといい香りがしてきました。

森の喫茶店です。

喫茶店にはいろいろな大きさのテーブルと椅子。

ふたりはちょうどよいテーブルと椅子につきます。

ふたりが注文したのは、どんぐりコーヒーとれんげティーでした。

ふたりはまた自転車を走らせます。

レビュー『チリとチリリ』

チリとチリリ、まるで双子のようにそっくりなふたりの女の子が主人公です。

そっくりですが、ちゃんと見分けられるんですよ。

チリはズボンで、イメージカラーは赤。少し前を自転車で走ります。

チリリはタイツでイメージカラーは青。チリリが話しかけるところからお話がはじまります。

森の中では、たくさんの動物たちや、虫たちが登場します。

そしておいしそうな食べ物も！

このお話に出てくるのは、喫茶店でチリとチリリが注文した「どんぐりコーヒー」と「れんげティー」、はちさんたちは小さな「すみれティー」を注文していましたよ。

さらに自転車を走らせた先にはサンドイッチやさん。

いろいろなかたちのパンと、いろいろな色のジャムがあります。

くまさんが注文したのは「はちみつパンのくわのみジャムサンド」、うさぎさんは「にんじんパンのゆずジャムサンド」。

チリとチリリは「くるみパンのいちごジャムサンド」と「きなこパンのくりジャムサンド」です。

このお話に出てくる食べ物は、とってもおいしそう。

だけど、ありそうでなさそうな食べ物なんです。

あったらいいなあと思うステキな食べ物、そんな感じです。

どんな味なのか想像してしまいますね。

『チリとチリリ』は現在8冊のシリーズになっています。

絵本ナビでは美しい愛蔵版の販売も。
残りわずかです。

Special edition チリとチリリ絵本の箱
▼豪華化粧箱入り【3点封入】
①『チリとチリリ』1作目の愛蔵版(ビロード装上製本・角背32ページ・17cm×24cm )
②特製リトグラフシリアルナンバー入り”蔵書票”(15cm×11cm)
　　※シリアルナンバーのご指定はお受けできません。
③「チリとチリリ」シリーズポストカード（12枚入り）

Special edition チリとチリリ絵本の箱
作：どいかや
出版社：アリス館
発行日： 2021年12月01日
ISBN： 9784752009924
※限定1,000部

作者　どいかやさんについて

どいかや（Doi Kaya）
１９６９年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン科卒業。絵本の作品に『パンちゃんのおさんぽ』『いたずらコヨーテキュウ』『やまねのネンネ』（ＢＬ出版）、『みけねこキャラコ』『こねこのポカリナ』『おはなのすきなトラリーヌ』『トラリーヌとあおむしさん』『ふゆのひのトラリーヌ』（偕成社）、『チップとチョコのおでかけ』『チップとチョコのおつかい』『チップとチョコのおるすばん』（文溪堂）、『くりちゃんとひまわりのたね』『くりちゃんとピーとナーとツー』（ポプラ社）、『チリとチリリ』『チリとチリリうみのおはなし』『チリとチリリまちのおはなし』（アリス館）、『ねずみちゃんとりすちゃんおしゃべりの巻』（学習研究社）、『カロンとコロンはるなつあきふゆ４つのおはなし』（主婦と生活社）、『ねこのかあさんのあさごはん』（小学館）など多数。千葉県在住。
絵本ナビより
※作品名に絵本ナビの作品紹介ページへのリンクを貼っています。