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『おひさまパン』エリサ・クレヴェン|春が待ち遠しい日に ★コラム おひさまパンを作った話

おひさまパン 絵本・児童書

寒い日が続きますね。

いかがお過ごしでしょうか。

今日ご紹介する絵本の動物たちも、寒い日々を過ごしています。

ああ、ぽかぽかのおひさまが恋しい…

そんなお話。

あらすじ『おひさまパン』【3歳から】

ゆきまじりのかぜが びゅうびゅうふいて、

ながれおちるあめは あちこちで はねてうずまき、

せかいじゅうの いろといういろを うばってしまったかのようです

本文より

寒い寒い日が続き、動物たちも家の中でうんざりしながら、おひさまが出てくる日を待っています。

パン屋さんが生地をこね始めました。

おひさまが恋しくて、特別なおひさまぱんを作ろうとしているのです。

丁寧にこねたパンは、大きく大きくふくらんで、とてもいいにおいがただよってきました。

「ぱんやさんが おひさまを つくっちゃった!」

おひさまぱんは心浮き立つような味。

食べるとふんわり浮きあがり、みんなとんだりはねたり、おどったりうたったり。

ほんもののおひさまも目を覚ましました。

「パンを すこしいかが?」

おひさまパンを食べたおひさまは、あたたかい光を返します。

雪は解け、明るく暖かい日々がやってきました。

作者 エリサ・クレヴェンについて

アメリカ・カリフォルニア生まれ。大学卒業後、高校と小学校での教師生活を経て、独学で絵を学び、絵本制作を始める。日本で出版されている作品に、『おたんじょうびのエルンスト』、『ぼくの水たまりバケツ』『わたしのおひめさま』『あかいことりとライオン』などがある。 (奥付より)

奥付以上の情報がみつかりませんし、過去作品も手に入れるのが難しいようです。

図書館ならあるかなあ。

訳者 江國香織について

1964年東京生まれ。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など受賞作多数。小説・エッセイ・童話など多方面で執筆活動をしている。また絵本や児童文学の翻訳も手がけており、マドレーヌシリーズのほか『オズの魔法使い』『バティストさんとハンガーブルグ=ハンガーブルグ伯爵のおはなし』(BL出版)などがある。(絵本ナビより)

小説家のイメージでしたが、とてもたくさんの絵本の翻訳をされているようです。

まとめとちょこっとコラム

まとめ

今回は、暖かい春を呼ぶ絵本、『おひさまパン』をご紹介しました。

何度も何度も繰り返し読んでいるお気に入りの1冊ですが、最初は「読みづらい」と感じていました。

一文が非常に長くて、詩的で、表現が難しい。

今まで私が読んできた絵本とはずいぶん違う言葉のリズム。

「子どもに読むのはちょっと…ていうか自分にも難しい」と思っていたのですが、読めば読むほど言葉が口になじんで、この世界を表すのにぴったりな文章だと思うようになりました。

寒い日々がどんなに心の芯まで冷えるか、ただよう香りとおいしい食べもの、暖かいおひさまの日差しがどんなに幸せか、そんな風に五感に訴える文章です。

子どもは案外初めから楽しんでいました。

かわいらしい絵と、動物たちの細かい描写を楽しんでいましたよ。

★コラム おひさまパンを作った話

一次発酵まではHBにおまかせ。
その後は裏表紙通りに形成します。
卵黄を塗っててっかてか。
黄色がおひさまパンらしくていい感じ。
完成!おいしそ~!
焼き目はつけない方がよかったかなあ~。

こちらの絵本の裏表紙にはおひさまパンの作り方が載っています。

何度か作ってみたのですが、この生地、とってもおいしいんです。

調べてみたらブリオッシュという贅沢なパンの生地の配合によく似ています。

玉子とバターがたっぷりの柔らかいパンです。

生地が柔らかいので、ちょっと扱いづらいかも。

子どもと作るときは、普通の食パンの生地で作ります。

普通のパン生地については以前コラムでご紹介しました。

よかったらこちらも合わせてご覧ください。

★コラム 毎週パンを焼く話

裏表紙のレシピ、ちょっと分量に迷うところがあります。

小麦粉カップ3杯とかバター1/2箱とか。

私は途中までホームベーカリーを使いますので、ころさんアレンジのレシピを載せておきますね。

おひさまパンレシピ ~ころさんver.~

おひさまパン~ころさんver.~

1. 小麦粉300g、ドライイースト6g、牛乳大さじ3、たまご3個、砂糖大さじ3、バター100g、塩小さじ1をホームベーカリーに入れ、パン生地コースで1次発酵までする。

2. おひさまの形に形成して、オーブンで40℃45分2次発酵。

3.卵黄を表面に塗り、220℃で15分焼いて完成。焼き目がつきすぎる時はアルミホイルをのせて。

※2次発酵が15分短いのは、オーブンの予熱時間の分です。
※うちのオーブンはちょっと強いので180℃、13分ほどで焼きあがります。様子を見て。

ホームベーカリーを使えばかなり簡単ですね。

ぜひ作ってみてください。

ドライイーストの話

いつもスーパーでドライイーストを買うんですが、最近お徳用50g入りを置いてなくて。

個包装の使い切りのやつはどこにでもあるんですが、しょっちゅうパンを焼く私にとってはコスパが悪すぎる。

いつものドライイースト。50g300円前後。

困って調べてみたら、こちらのこちらのドライイーストが。

125g500円前後で売っています。

赤サフというようですが、こちらがKALDIに売っているとのこと。

あれ?いつもより安いやん!KALDIってちょっとお高いイメージやのに!

しかもパッケージかわいい!気分が上がる~

サフのドライイーストは外箱なし。

それがまた箱に戻す手間や、ごみを仕分けする手間を省いて地味にお気に入りポイントです。

500g入りだとさらにコスパがよさそうですが、さすがにそんなにいらんなあ~(笑)

ではまた。

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