先日、幼なじみの友人と大阪の箕面(みのお)に行ってきました。
今回は箕面で出会ったコーヒーのお話です。
箕面観光の話(興味ないわ~という方は読み飛ばしてください)
大阪在住の私にとって箕面はすぐそこなんですが、なかなか観光の機会はないもの。
15年ぶりくらいでしょうか。
箕面と言えば滝、紅葉、猿。
今回は春という季節がら紅葉はないし、猿もいませんでした。
というか、猿が観光資源になってたのなんてはるか昔のことだったみたい。
そういえば15年前だって1頭逃げていく姿しか見てない。
「箕面の猿と目をあわせるな」と子どもの頃母に教わりましたが、実践の機会はなさそうです。
滝は見てきましたよ。

早朝に一人でぼんやり見ていたら、さぞかし心洗われそうです。
実際は夕方にそこそこの人数の他の観光客とともに。
ベンチもあってゆったりと見られます。
おもしろかったのは勝尾寺(かつおうじ)。
滝からは少し離れた場所にあります。
広いお寺の敷地内のいたるところにだるまがいっぱい。
事前に調べて知っていたけれど、想像以上のだるまの多さでした。



勝尾寺は外国人観光客で大賑わい。
多色刷り印刷みたいなスタンプラリーがあって、これがとっても楽しかったです。
山の中にこんなに人気の観光地があるとは知りませんでした。
とまあ、ちょっと思い出をつづってみましたが、本題のコーヒーの話を。
ダンケ箕面のランチで出会った「バターブレンドコーヒー」
この日ランチに選んだのはダンケさん。
予定行動範囲で、箕面らしいちょっとおしゃれな店構えのお店を探してたまたまヒット。
箕面って観光地っていうイメージとともに、ちょっとステキマダムなイメージもあるんです。
ネットで見る限りステキマダムで、そんで三田牛(!!)が食べられるようだし、間違いなかろう!
その程度の下調べで行ったお店。
下調べ通り、ステキなお店に、うまうまなサイコロステーキ!
写真も撮らずにぺろりと完食!(ブログなんてやってる割に写真を撮るクセがないのです…)
で、食後に出てきたのがこれ。

友人はカップとか好きなんで、カップのこだわりに気づいて突如写真を撮りだしました。
なんやいいカップなんですかね。
てか、この店、めっちゃコーヒーこだわってる店?
そういえば入ってすぐはカフェカウンターだったし、入り口には「コーヒー豆お分けします」って書いてあったような…
メニューには「バターブレンドコーヒー」とありましたので、「バター入ってるんか。めずらしいな。食後に重くない?」って思ったんですが、見た目は普通です。
飲んでみると想像と全然違う!
深煎りでコクがあっておいしいコーヒー。
バターって言うからくどいかと思ったけど、バター感は全然分からなかったです。
どう見ても油なんて浮いてないしね。
いつもはブラックなんですが、ミルクも試しに入れてみました。
ミルクを入れても、しっかりとコクが感じられるコーヒーです。
チョコレートのケーキなんか合いそうです。
帰りにバターブレンドコーヒーについてお店の人に聞いてみました。
バターブレンドコーヒーは、焙煎した豆に上質のバターをまとわせたコーヒーなんだそうです。
出来上がったコーヒーにバターを入れるのではないんですね。
バターの油脂は、ドリップの際にフィルターで漉されるのでくどさはなく、コクのあるコーヒーが出来上がる、ということのようです。
というような話をしてくださるのですが、わざわざテッカテカの豆も見せてくださったり、楽しそうに話すこの感じ、絶対この人コーヒーめっちゃ好きな人や!
うわ~、もっとちゃんとコーヒー目当てで来ればよかった!
ダンケ「バターブレンドコーヒー」を調べてみました
そんなわけで、帰ってきてからバターブレンドコーヒーを調べてみました。
バターブレンドコーヒーはダンケさん独自のコーヒーのようです。
「バターブレンドコーヒー」と検索しても、他にそれらしいものは出てきません。
「バターコーヒー」というのが、健康にいいとかで流行っているようですが、これはバターを抽出後のコーヒーに入れる、全くの別物です。
「バターブレンドコーヒー」は上記したように、焙煎後のコーヒー豆に上質のバターをまとわせることで、まろやかでコクのあるコーヒーになるのだとか。
ダンケさんは神戸の御影ダンケが本店のようです。
御影ダンケのサイトから通販もできるようです。
御影ダンケ通販
今回行った大阪の箕面のダンケの他、暖簾分けという形で、東京のアメ横にもお店があるようですよ。
珈琲パレット「バターバームコーヒー」
「バターブレンドコーヒー」は、ダンケの独自のコーヒーですが、調べているうちに「バターバームコーヒー」というものを見つけました。

読んでみると、焙煎してからバターをしみ込ませる製法がバターブレンドコーヒーとそっくりです。
サイトの説明文には、
熱狂的なコーヒー好きであるオーナーが若い頃に研究がてら様々なコーヒーを飲む中でバターをブレンドしたコーヒーと出会いました。自分なりにもっと美味しいバターコーヒーを作りたいと思い何年もの時間をかけて生豆の調合・焙煎方法・バターの種類など試行錯誤して現在の『バターバームコーヒー』に辿りつきました。
とあります。
う~ん、ダンケのバターブレンドコーヒーに出会って、珈琲パレットのご主人が研究して作ったのがバターバームコーヒーってことなんでしょうか?
真実は分かりませんが、珈琲パレットも大阪の喫茶店で、もう40年も続けてこられているそうです。
ダンケはバターブレンドコーヒーの製法を明らかにしてないようですので、影響を受けたのだとしてもこちらも独自のものですね。
店舗の方は会員制らしく、気軽に立ち寄れるわけではなさそうですが、豆はネットショップでめちゃくちゃ気軽に買えそうです。
バターバームコーヒーではないブレンドコーヒーとの飲み比べセットもあります。
気になりますね。
まとめ
今回は、お出かけ先でたまたま出会った、ダンケのバターブレンドコーヒーのお話でした。
改めて言っておきますが、「バターコーヒー」とは全くの別物です。
思いがけず、美味しいコーヒーとも出会えて大満足の箕面のお出かけでした。
おみやげは箕面名物の紅葉の天ぷらと、近くにあるりくろーおじさんのチーズケーキも買って帰りましたよ。
コーヒーも買っとけばよかった…


りくろーおじさんは通販サイトもありますよ。
機会がありましたら、ぜひ、箕面へ。
ではまた。
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