ゴールデンウィークを過ぎ、昼間は初夏らしい空気感。
そろそろアイスコーヒーがおいしくなる季節ですね。
アイスコーヒー、どうしてますか?
ペットボトルコーヒーを買う、ドリップして作る、水出しコーヒー、リキッドコーヒーなんてのもありますよね。
私のオススメは、ドリップしたコーヒーを急冷して作るアイスコーヒー。
急冷することで、キリッとした味わいのおいしいコーヒーができますよ。
そして、美味しいのにコスパも抜群。
今回は、コーヒーメーカーでドリップしたコーヒーで作るアイスコーヒーの飲み比べをしました。
今年の夏のアイスコーヒー選びのご参考にどうぞ!
アイスコーヒーこんな風に作りました
今回は、コーヒーメーカーで作るアイスコーヒーです。
使用したのは象印「STAN.」。
お手入れ簡単、わが家愛用のコーヒーメーカーです。

作り方は、簡単に言うと、「2杯分のコーヒーの粉を用意して、1杯分のお湯で抽出し、1杯分の氷で冷やす」ということです。
まずは2杯分のコーヒーの粉(メジャー3杯分)を用意。

100均のボトルに180gずつ氷を入れておきます。

コーヒーメーカーで、180mlほど(マグカップ1杯分相当)のコーヒーを抽出し、すぐに氷のボトルに注ぎます。

泡立てないように軽くゆすって混ぜ、全体が冷えるようにします。
ちょっと泡立ってますが、まあそう気にせず。

これで完成です!
マグカップ2杯分のアイスコーヒーができました。
3種類なので×3回作りました。

ポイントは抽出したら、早く氷で冷やすこと。
ぬるいと味が落ちるので、熱いコーヒーをすぐに急冷したいのです。
氷を入れたサーバーに直接ドリップしていく方法もありますが、ドリップしてから氷で一気に冷やす方が、キリッとおいしいように思います。
詳しい作り方は以前ブログに書いたので、よかったら見てみてください↓↓↓

ちなみにこちらは懐かしい2年前のブログ記事。ハンドドリップで作った様子です。↓↓↓

それでは本題の飲み比べ、やっていきます。
小川珈琲、業務スーパー、ドン・キホーテ
今回購入したのは、小川珈琲、業務スーパー、ドン・キホーテの3種類のアイスコーヒー用のコーヒーです。
どれも店頭で手に入れやすいものばかり。
・小川珈琲 ブレンド3アイスブレンド
・業務スーパー アイスコーヒーブレンド
・ドン・キホーテ アイスコーヒー

普段わが家は、業務スーパーのアイスコーヒーブレンドを使っています。
昨年も飲み比べレビューをしているので、こちらもぜひご参考にどうぞ。ただしお値段はこの1年でめっちゃ値上がりしていますので、ご注意を。↓↓↓

小川珈琲 ブレンド3アイスブレンド
パッケージ情報

小川珈琲 ブレンド3アイスブレンド
アフリカ・中米・東南アジアの3地域のコーヒー豆の特徴を活かしたブレンドです。
芳ばしく甘い香りとコクのある味わい
生豆生産国名:エチオピア、エルサルバドル他
香り:★★★★☆
苦み:★★★★★
酸味:★★☆☆☆
コク:★★★☆☆
240g \1,080(税別)(2025.05)
飲んでみた感想
第一印象は「喫茶店!!」って思いました。
苦味は強いのですが、奥行きのある味。バランスがいいです。
豆の産地は「エチオピア、エルサルバドル他」となっていますが、エチオピアの明るい華やかなイメージは全然ないです。深煎りにするとこんな感じになるんだなあ。
ブラックでもいいですし、ミルクやシロップを入れてもとてもよく合います。
業務スーパー アイスコーヒーブレンド
パッケージ情報

業務スーパー アイスコーヒーブレンド
コク深く香ばしい味わいのアイスコーヒーに仕上げました。ブラックはもちろん、ミルクやシロップにもよく合います。
フレンチロースト(極深煎り)
深みのある香ばしいアロマとしっかりとした苦みが特徴。
生豆生産国名:ブラジル、インドネシア
香り:★★★★☆
苦み:★★★★★
コク:★★★★★
まろやか:★★☆☆☆
酸味:☆☆☆☆☆
甘味:★☆☆☆☆
320g \555(税別)(2025.05)
飲んでみた感想
わが家が普段、メインで飲みまくっているアイスコーヒーはこれです。
ベトナムの印象が強く、パンチのある味。苦みとともに少しえぐみも感じます。
あんなに飲みまくっていたのに、今年の私はベトナムの香りを少し「くさい」と感じるようになりました。
ゼイタクなもんです。
しかし、ペットボトル並みのお値段で、ペットボトルよりは格段においしいので、コスパ的にありです。
ベトナムの個性をマイナスに感じる場合も、ミルクや砂糖を入れると気にならなくなりますよ。
ドン・キホーテ アイスコーヒー
パッケージ情報

ドン・キホーテ アイスコーヒー
珈琲鑑定士監修
風味豊かなアラビカ豆100%使用
ブラジル豆100%のキリッとした苦みと香り高い味わい
生豆生産国名:ブラジル
酸味:★☆☆☆☆
苦み:★★★★★
香り:★★★★☆
コク:★★★★☆
焙煎度:★★★★★
340g \698(税別)(2025.04)
飲んでみた感想
こちらはアラビカ豆100%であり、ブラジル100%。
香ばしい香り。苦みもしっかりですが、素直であっさりとした味わいです。
汗をかくほどの暑い日に、ブラックでごくごく飲みたい感じ。
ミルクを入れると少しコーヒーの印象が弱くなりすぎると私は感じましたが、ダンナ(ミルク入りが基本)は、これが気に入ったようです。
香ばしさがいいみたいですね。
3種類のアイスコーヒーを飲み比べた感想
今回選んだ3種類のアイスコーヒーは、驚くほど印象の違うものでした。
どれも深煎りであることは同じなのに、こんなにも違うとは!
「喫茶店みたいな小川珈琲」「パンチのきいた業務スーパー」「あっさりさっぱりドン・キホーテ」って感じ。
私が気に入ったのは断然小川珈琲でした!
急冷して作ったアイスコーヒーは水筒(保冷)に入れて持ち歩いても、風味の劣化が少ないのでオススメ。
水筒に小川珈琲が入っていると、お散歩のテンションが上がります。
1杯あたりのお値段を比較
さて、味は三種三様であることが分かりましたが、お値段はどうでしょうか。
比較してみます。
いつもは1杯=120mlとして計算するのですが、アイスコーヒー1杯は180ml。
ホットの1.5倍の量が普通のようです。
コーヒー豆は120mlあたり10g使用、120ml、180ml両方のお値段を計算してみます。
小川珈琲 ブレンド3アイスブレンド 240g \1,080
240g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=24杯(1袋あたり)
1,080円(税別)÷24杯(1袋あたり)=45円(1杯あたり)
1杯(120ml)あたり45円
1杯(180ml)あたり68円
業務スーパー アイスコーヒーブレンド 320g \555
320g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=32杯(1袋あたり)
555円(税別)÷32杯(1袋あたり)≒17円(1杯あたり)
1杯(120ml)あたり17円
1杯(180ml)あたり26円
ドン・キホーテ アイスコーヒー 340g \698
340g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=34杯(1袋あたり)
698円(税別)÷34杯(1袋あたり)≒21円(1杯あたり)
1杯(120ml)あたり21円
1杯(180ml)あたり32円
グラフで比較
グラフにして比較してみます。
ついでに、ペットボトルコーヒーも比較に入れました。
ペットボトルコーヒーは、今日のチラシで900ml100円(税別)でした。

(小川珈琲 45円、業務スーパー 17円、ドン・キホーテ 21円、ペットボトルコーヒー 13円)
一番好きな小川珈琲は、やっぱり一番お高いですね。
とはいえ、1杯当たり45円で喫茶店のお味なのだから、安いもんです。
ちなみにカルディは1杯当たり48円、スターバックスは61円(現在のオンラインストア価格)で、小川珈琲もカルディやスターバックスよりはお安いようです。
いずにしても缶コーヒーを買うことと比べれば、激安と言えますね。
コスパの王様、業務スーパーのアイスコーヒーは昨年より140円ほど大幅に値上げされていました。
業務スーパーに限らずですが、コーヒーの値段が上がっていますね。
内容量が減ってるパターンもよくあります。
そんな中、ペットボトルコーヒーの金額がほとんど上がっていないのは驚きでした。
スーパーの目玉商品としてがんばってるんでしょうか。
まとめ
今回は、ドリップして作るアイスコーヒーの飲みくらべをしてみました。
最近小川珈琲ばかりオススメしてしまっているように思いますが、たまたまです。
「小川珈琲おいしいなあ」とは思ってますので、少々ひいき気味になっている可能性はありますが。
アイスコーヒーは、ホットと違って、作り置きでもおいしいです。
アイスコーヒーを水筒に入れてお出かけ、家に帰れば冷蔵庫にアイスコーヒー。
いつでもサッとおいしいコーヒーが飲めるのがいいですよね。
この夏はいろいろな豆で試してみたいと思います。
ではまた。
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