先日、友人に誘われて「アフ活」なるものに同行しました。
アフター万博ですね。
万博終わっちゃったけど、まだまだ関連イベントが開催されているし、出店してた飲食店をめぐったりするんですね。
万博の余韻は当分続きそうですね。
私たちも、万博でイタリア館に展示されてた「天空のアトラス」を観に行きました。

万博でもなかなか入れなかったイタリア館ですが、このチケットをとるのも大変だったみたい。
いい友人を持ったものです。
そしてその後の夕食は、どうせなら出店してたお店で…
調べつつ入ったお店で食べたのは、ビリヤニ。
このビリヤニが忘れられず、はまりつつあるので、ちょっとその話をしたいと思います。
アリーズ キッチン(心斎橋)のビリヤニ
来店したのは、大阪心斎橋にある「アリーズキッチン」。
ネット検索で、万博に出店していたお店の一覧から行けそうなお店を選んだだけなので、全く予備知識なしで向かいます。
なんでも万博では、パキスタン館のイベントでビリヤニやマンゴーを配布していたとのこと。
お店は心斎橋駅からすぐでアクセスはバツグン!
でも、地下に深く降りていく店構えに、ちょっと「え?大丈夫?」ってなりつつ入店。
お目当てはビリヤニですが、実は「ビリヤニ」が何かも知らずに行った私。
こちらがそのビリヤニです。

「来たな!ビリヤニ!」と友人とシェアしつつがっつきます。
「うまっ!いや、辛~(笑)」
下調べなしとはいえ、辛いんじゃないかとは薄々思っていたものの、予想以上に辛い!
そして友人はなんと辛いの苦手…あ!そうやった!あかんやん!!
「てか、米料理やんな。これが米???」
私、こういう長い米も初めてだったんですね。
ふぁさっとした食感、米というにはあまりにも細長い見た目。
ビーフンを刻んであるのかと思った!
皿の隣にあるピッチャーは、「ライタ」っていうきゅうりとヨーグルトをまぜたようなもので、それをかけて辛さを調節するそうな。
もちろんかけたんですが、まあ一瞬辛さがやわらぐ程度…
ふと店内を見渡すと、「ここ日本だよね?」って思うくらい本場っぽいお客さんで満席。
なるほど、ここは日ごろ本場の人が通うような、本格的なパキスタン料理のお店だったようです。
辛いわけだわ。レベルが違う。
甘いラッシーを頼んでいたので、そちらでクールダウンしつつモシャモシャ食べすすめます。
ふぁさふぁさしているんで、「いくらでもイケる」っていう気もするのですが、いかんせん辛く、無念なことに食べきれずにお残し…。
「う~ん!辛かった~!!」と店を後にしました。
でもね、残したくせにあれなんですが、やっぱりうまかったんですよね。
この後コンビニに寄って甘い飴を買った後、地下鉄に乗って帰るころ、お口の中の辛さが落ち着くと、「でもあれ、おいしかったな。」って。
地下鉄を降りる頃には「またビリヤニ食べたいな。」ってなってました。
参考:【保存版】万博の“あの味”をもう一度!出展国グルメが楽しめるお店まとめ(随時更新)(Yuki@expo_with_kids)
辛くないビリヤニを作る
そんなわけで、またビリヤニを食べたくなった私。
でもさ、あんなに辛いのはちょっと無理。
そんなおり、偶然図書館で目に留まったのがこんな本。
印度カリー子さんの『ひとりぶんのビリヤニ』。
ええっ!なんとタイムリーな!これはもう運命やな。
自分で作るなら辛さ調節できるやん。
さっそく本を借りて帰りました。(のちすぐに購入!)
『ひとりぶんのビリヤニ』(印度カリー子)

『ひとりぶんのビリヤニ』
発売日:2025年7月1日
著者:印度カリー子
出版社:山と溪谷社
発行形態:単行本
ページ数:112p
ISBN:9784635450898
この本の特徴は、なんといっても「ひとりぶんの」ってとこ。
「はじめに」を読んでみるとこうありました。
「―しかも、家族の中でビリヤニを食べたがるのが自分ひとりだけだったとしたら……。―」
そうそう、これこれ。
外でビリヤニ食べてきて、「また食べたいわ~」って思ってるのは自分だけ!
子どもなんて基本めずらしい料理なんて警戒しますから、晩ごはんに出せばもめるに決まってる。
でも食べたいのよ、私は。
よし!ひとりのお昼にビリヤニ食べるぞ!
お昼ご飯に作るひとりぶんのビリヤニ
というわけで、私がビリヤニを食べるチャンスはお昼です。
と言っても午前中はお仕事ですので、作るのは午後から。
帰ってくると13時は過ぎるので、そこからのスタートです。
遅っ!
表紙にもあるように、炊飯器で作るやり方とフライパンで作るやり方があります。
フライパンで作る方がトータルの時間は短そうですが、帰ってきたら家事も並行してやらねばならず。
そうなると多少時間はかかったとしても、ほったらかしでできそうな炊飯器がよさそうです。
材料を揃える
私が食べたいのは、あのふぁさっとした長い米のやつなので、まずはお米を入手。
お米は「バスマティライス」というようです。
どこで買う?
まず思い浮かんだのは業務スーパー。
業務スーパーでは取り扱いがあるようなのですが、残念ながら最寄りの店舗には置いておらず。
カルディは?と思いましたが、こちらもないようです。
そんな時はやっぱりネットですね。
私は、比較的お手頃で、ちゃんとしたスパイスショップみたいだったのでこちらを購入しました。
でもその後改めて調べてみると、こちらもいいかも。
よりお安いけど、割とメジャーなメーカーのようで、お味の評価も上々。
使い切ったら今度はこちらにしようと思います。
あと必要なものは、3種類のスパイス…こちらはスーパーで普通に売ってます。
この3つはどれも「辛い」要素はないスパイス。
そう、今回作るのは辛さゼロのビリヤニ!
(辛いのがいい人は、チリペッパーやブラックペッパーを使います。)

そして市販のフライドオニオン。

フライドオニオンは手作りした方がおいしいらしいし、市販のものでも小麦粉不使用のものがいいようですが、そこは手軽で手に入りやすいものを。
あとは鶏もも肉とケチャップ、ヨーグルト、チューブ入りのおろししょうが、にんにく、塩を用意。
(詳しい作り方はぜひ本をご覧ください。)
いざ!作ります!!
帰ってきたらまずお米を浸水。
30分かかるので、これをせねば始まりますまい。
一人分のおこめを計って…

さっとあらって、分量のお水に浸水です。

お次に、スパイスと、ケチャップ、ヨーグルト、おろししょうが、にんにく、塩、フライドオニオンを鶏もも肉に絡めます。

浸水終了までまだ時間があるので、荷物を片づけたり、朝出勤前に洗濯機に放り込んだ洗濯物を回収したり。
30分経ったらお肉を漬けだれごと放り込んで普通に炊飯。
スイッチオン!

これで心置きなく家事をすすめることができます。
洗濯をたたんだり、本日のお仕事を振り返ったり、自由に時間を過ごします。
…とはいえお腹が空きました。
もう待てない!と思った15時前、ようやく炊き上がりましたよ~
ジャーン!!

いい感じ!軽く混ぜてお皿に盛ります。
山盛り!!

おいしい~。辛さゼロなのにちゃんとビリヤニ!
お米は1/2合分なんですが、これだけ食べるとお腹いっぱい。
私は割と少食なので、半分食べて半分冷凍でもいいくらいだったのですが、腹ペコだったので完食してしまいました!
こんなに簡単にできるなんてね~
まとめ
今回は、出会ったばかりのビリヤニを作ってみました。
初めて食べて、初めて作って、こんなにうまくいくなんてサイコーです!!
そんなに用意する材料も多くはないのですが、もっと手軽にという方は、著者の印度カリー子さんのショップにセットがあるんですよ!
とりあえず1回作ってみようという方は、これがいいかもしれないですね。
バスマティライスもついているし、もっと本格的にできるホールスパイスや辛味のチリペッパーなどもついているようですよ。
【楽天市場】印度カリー子の炊飯器で かんたん! チキンビリヤニ キット 4人分
【Amazon】印度カリー子 の 炊飯器 でかんたん チキン ビリヤニ キット 4人分今後しばらくスパイス料理にはまりそうな予感です。
冬休みに入り、子どもたちもいるのでしばらく作れそうにないですが、また一人のお昼ごはんのときには作ってみたいと思います。
ではまた。

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