中年層子育て世代の一部が共感⁉ マンガ『定額制夫のこづかい万歳　月額2万千円の金欠ライフ』吉本浩二

この記事では吉本浩二の『定額制夫のこづかい万歳　月額2万千円の金欠ライフ』について、感想、内容一覧、マンガを試し読みできるサイト、著者インタビュー記事についてまとめました。

お金がかかる子育て世代に、共感できるマンガではないかと思います。

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『こづかい万歳』についての感想

上記タイトル、なんか弱気な感じになってしまいました。

私の気持ちは「激しく共感!!」「子育て世代あるある！」ってタイトル付けしたいくらい共感したのですが。

ネットの「貧しい」「みじめ」などという口コミを見ていると、つい弱気になりまして…。

ああ、このマンガに共感してるのってほんの一部なのかもしれないなあって。

お金の感覚は人それぞれですもんね。

夫がこのマンガを買ってきたのですが、読んでびっくり！わが家のことかと思いました。

共感ポイントは以下の通り。

著者の奥様の金銭感覚にすごく共感。自分かと思ったくらい。

お金に関する考え方ってほんとうに人によって違うと思うので、ここまでドンピシャで自分に当てはまると感動します。

お菓子を選ぶ時の満面の笑み、使い道を考える時のちょっと悪そうなたくらみの表情、買うべきかどうか迷う時の体の震え、おこづかいから夫や妻にちょっとしたプレゼントをする時のドヤ顔…めっちゃ分かります！心の中ではほんとこうなってます。

楽しいんですよね。制限付きの自由をどれだけ満喫するかっていうのが。

人によっては奥様が厳しいと感じるかもしれませんが、おこづかい制が成り立っている家庭はおおむね家族仲が良いと思います。

だって、こづかい制なのは、家族を優先して個々のお金を制限しているから。

家族が大事という共通認識があるからです。

そして家庭がうまくまわるように各々役割を果たしています。

そうでなければ「俺が稼いできた金なのに」と不満が募るばかりです。

この本に出てくる人々も、同じく、おこづかいという制限付きの自由を楽しんでいる人たちばかり。

それでは、以下にこの本に出てくる人々について概要をまとめておきます。

内容はぜひ本編を読んでみてくださいね。

一部の人のみ、共感しますよ（笑）

vol.1

	登場人物	おこづかい	概要
第1話・第2話	漫画家　吉本浩二（45歳）	2万千円	扇風機を買う。イオンのフードコートで仕事。主な使い道はお菓子。
第3話	筒木剛（42歳）	2万円	ランチ代込み
第4話	吉本の妻	7千円	お酒が好き。主な使い道は日高屋。
第5話	吉本のご近所さん　工藤静男（35歳）華麗なるポイント・夫	2万円	ポンタカード
第6話	佐野修二（48歳）人情派バイカー夫	2万5千円	手作り弁当。週末に作り置き。使い道はバイク関連。
第7話	定額制・妻　村上久美子（40歳）定額制・夫　村上誠（40歳）明るい「こづバト」夫妻	各2万4千円	使った額どちらが少ないか勝負。残金で打ち上げ。

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vol.2

	登場人物	おこづかい	概要
第8話	チー（娘）マー坊（息子）	各300円	はじめてのおこづかい。オフハウスへ「狩り」に行く。
第9話	村田克彦（47歳）吉本浩二の幼なじみ　名古屋在住　アイ・ラブ・ステーション　幼なじみ	1万5千円	ステーション・バー
第10話	山崎あみ（30歳）通称アーミン　吉本の妻の会社員時代の同僚驚異のアルコールメイカー	6千500円（推定）	自作のお酒家で居酒屋ごっこ
第11話	給付金40万円の使い道	40万円
第12話	谷健（34歳）奇跡の0円男	0円	お菓子わらしべ長者
第13話	真田一郎（49歳）エンゲル係数のナチュラリスト（おこづかい富豪）	5万円	野草、市民農園、釣り
第14話	石井力（45歳）　某出版社・編集者 “マイルーム・イズ・車・夫”	3万7千円	“俺の部屋”ホンダステップワゴン
第15話	娘のクラスメイトすみれちゃんのパパ（40歳）孤高のウォーキングマン	2万3～4千円くらい	モーニングをランチに錬金

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vol.3

	登場人物	おこづかい	概要
第16話	妻の元バイト先の先輩　沢田みゆき（37歳）　OL1児の母夫　沢田龍三（37歳）会社員ライフ・イズ・イオン夫妻	各3万円	イオンカードを無理なく使う。
第17話	成瀬広太郎（42歳）満足S（c）の最大値イコール10Σ（日数t＝1)（日数t×お菓子X×意志力Wt）・夫	2万円	使い道はコンビニお菓子。 3千円残しておいて最終日に最後の晩餐。
第18話	森山拓也（45歳）（通称モリタク）吉本の旧い友人ランチ万歳・夫	2万千円	ランチのために筋トレ。
第19話	吉本のご近所さん　岩倉誠（36歳）ダイソー愛好家　岩倉の妻　岩倉直子（39歳）	夫2万8千円妻1万7千円	使い道はダイソー。
第20話	町田宏（45歳）東京都在住	2万円	単身赴任で計画的にお金を使うことに目覚め、原チャリ観光。
第21話	吉本の妻のママ友（飲み仲間）先崎ゆかり（40歳）パート主婦　先崎幸信（41歳）会社員	妻1万5千円夫3万円	サイゼリヤ好き。テイクアウトで玄関酒場。
特別読み切り	家族よ!俺を許してくれ!!	3万円→2万1千円	夜中にこっそり禁じられているお菓子を買いに行く。
おまけ	吉本’s　妻のエッセイ

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vol.4

	登場人物	おこづかい	概要
第22話	兵頭勉（48歳）会社員　毎月のおこづかい2万5千円大福くんのお父さん	2万5千円	おこづかいの使い道は犬グッズ。外でモクテル（アルコールの入っていないカクテル）で乾杯。
第23話	畑山育夫（44歳）会社員　筒木の大学時代の友人　畑山和代（40歳）会社員　育夫の妻	各3万5千円	こづかいで「別荘」
第24話	月島鉄平（45歳）吉本のご近所さん “残つま父ちゃん”	2万7千円	夜勤明けに息子の食べ残しで作った残つま（残飯つまみ）で晩酌。
第25話	パソコン修理の人　松崎信一（43歳）素人ラジオDJ	2万4千円	無料アプリでラジオ配信。おこづかいの使い道はネタ代
第26話	小坂井友樹（48歳）吉本の旧い友人中年おしゃれデビュー夫	2万5千円	使い道は服。ユニクロやオフハウスで。
第27話	『川島・山内の漫画沼』出演	臨時こづかい1万5千円。	『おとこはつらいよ』DVDと大量のお菓子を買うが、妻によりお菓子配給制に。
第28話	林田和夫（40歳）四国在住こづかい城の主	2万5千円+2千円	DIYで小屋。
第29話	三浦薫（30歳）会社員毎日カレー夫	2万円	使い道はカレースパイス。