最近、プチ薬膳ブームです。
ブームというより年齢とともに健康に関心が高まっております。
ほっといても元気なのは20代まで。
40代は身体のメンテナンスが欠かせませんよね~。
先日立ち寄った書店で、手に取ったこちらの本をご紹介します。
薬膳をざっくり理解して、発酵調味料にトライしてみるのにちょうどよさそうな本です。
『 症状別 発酵×薬膳 心と体が喜ぶ!ラクうまレシピ』はこんな本
この本の構成は、第1章が薬膳や中医学について。
第2章が発酵についてと発酵調味料の作り方。
そして、第3章が薬膳と発酵を組み合わせたレシピの紹介となっています。
中医学や薬膳が分かりやすく図解されています
この本を手に取ったきっかけは、第1章がとても見やすかったから。
薬膳の基本となる中医学の考え方について、カラーページでとてもシンプルに図解されています。
基本的な考え方をイメージできると、自分の体調を考えたり整えたりするうえで、とても役に立つのではないかと思いました。(まだ頭に入ってないけど!)
一方、「体調&体質チェック」のページでは、チャートで自分のタイプが分かるのですが、こちらはシンプル過ぎて「そうかな???」という感じ。
参考までに楽しんでみるのがいいかと思います。
20種類もの発酵調味料が紹介されています
発酵調味料については、みそや塩麹など、おなじみのものから、ケチャップ麹やナッツ麹など初めて聞くものも。
なんと20種類もの調味料が紹介されています。
そしてすべて簡単な作り方が紹介されています。
超初心者の私だと、実際やってみようかなと思うのは、塩麴、醤油麹、十日みそくらいでしょうか。
慣れてきたら発散しょうゆ麹、レモン塩、しょうが塩麹なんてのもいいかも。
興味津々ですね。
発酵×薬膳レシピがいっぱい
この本の4分の3のページを割くのが第3章の発酵×薬膳レシピ。
こういう健康系のレシピ本っていつも思うのは、「子どもがいると実行できない!!」ってこと。
子どもって食に対してけっこう保守的じゃないですか?
見たことないものはとりあえず食べるのをしぶってきませんか?
わが家はめっちゃそうなんですよ。
レシピ、興味はあるのですが、夕飯でおおコケはしたくない。
たぶん麹のつぶつぶのビジュアルだけでめっちゃ警戒してくる。
なのでやるとしたら、発散しょうゆ麹のようにお好みでかける調味料か、お魚などを塩麹に漬け込んで焼くか、子どもが食べることを期待しない大人用の副菜にするか、あるいはお茶などですね。
自由に食べたいものを食卓に挙げられる状況にある方は、ぜひいろいろトライしてみてください。
わたしはこっそり食卓に紛れ込ませていきたいと思いますよ~!!
著者 大竹宗久(おおたけ むねひさ)さんについて
この本を書いた、大竹宗久(おおたけ むねひさ)さんは、神奈川でお蕎麦屋さんを営んでいらっしゃるようです。
お子さんに食物アレルギーがあることが分かり、「何とかしたい!」との思いから、薬膳を学び始めたのだとか。
今では、国際薬膳師、中医学薬膳師、発酵食料理研究家、利き酒師の肩書を持ち、薬膳を多くの人に広める活動もされているようです。
Facebookで「体が喜ぶ食材と薬膳生活。」というコミュニティを立ち上げたり、オンラインサロン、オンラインレッスンや、各地での講座なども。
今回ご紹介したのは、2冊目の出版のようで、『発酵×薬膳 心と体をスッキリ整える楽チンレシピ』という本も出版されています。
まとめ
今回は、大竹宗久さんの『 症状別 発酵×薬膳 心と体が喜ぶ!ラクうまレシピ』をご紹介しました。
「薬膳の基本は体の声に耳を傾け、体調に合ったものを食べることです。」
とこの本の第3章の始めにあります。
「食べたいもの=体が必要としているもの」
何が食べたいかを考えるのは、自分の体調と向き合うことでもあるんですね。
健康第一!
今日は何を食べようかな~。
ではまた。
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