わが家で普段飲むコーヒーは業務スーパーのもの。
なぜ、業務スーパーか。
それは圧倒的なコスパの良さ!
ネットで生豆を買って焙煎する手間を引き受けたとしても、全然こんな値段にならないですから。
そして、おいしいんです!
今までいろんなブレンドをなんとな~く順番に買っていましたが、今回は粉のものを4種類全部買い!
ダンナと夜中にワイワイ好きなこと言いながら飲みくらべ。
抽出方法は、先日買ったばっかりのコーヒーメーカー、象印のSTAN.です。
以前ブログでもご紹介しました→象印STAN. | コーヒーメーカーで珈琲生活がガラッと変わった
象印 EC-XA30-BA(「STAN.」シリーズ)
サイズ:幅15×奥行22.5×高さ23.5cm、
電源コード1.3m
重量:約1.8kg
内容量:420ml
180mlのマグカップ2杯
120mlのコーヒーカップ3杯
消費電力:650 w
コーヒー本来のコクと香りを引き出す「ダブル加熱95℃抽出」
ガラス容器(ジャグ)とバスケットが一体型で扱いやすい
カルキをとってコーヒー本来のおいしさ引き出す「浄水フィルター(除去率98%)」
水タンクを外せるので使うたびに洗えて清潔。お手入れも簡単
95℃の抽出とあるので、一般的にハンドドリップするより高温抽出ですね。
ちょっと苦みが強めに出るのかもしれません。
今回はアイスコーヒーブレンドは買ってません。
よかったらアイスコーヒーブレンドの記事も以前に書いていますので、ぜひ↓↓↓
業務スーパー、粉のコーヒーのラインナップ
業務スーパーで売っている粉のコーヒーは4種類(アイスコーヒーブレンドは除く)。
まずはアラビカ豆を100%使用したというラグジュアリッチシリーズから3種類。
・ラグジュアリッチコーヒー ブラジルコロンビアブレンド(白)
・ラグジュアリッチコーヒー モカブレンド(赤)
・ラグジュアリッチコーヒー キリマンジャロブレンド(緑)
そしてその他が1種類。
・ミディアムローストブレンド(黄)
ってことは、こちらはアラビカ種ではないということですね。きっとロブスタ種。
ほんでアラビカ種、ロブスタ種って何?って方もおられると思いますので、簡単に。
アラビカ種は良質な酸味と香りで、コーヒー豆屋さんで買ったりするのはこっちです。
ロブスタ種は缶コーヒーやインスタントコーヒーなんかに使われていて、病気に強く収穫量が多いので安価。味は、酸味はほとんどなく、苦みが強いという特徴があります。
それでは以下パッケージからの情報と、飲んでみた感想です。
ブラジルコロンビアブレンド(ラグジュアリッチコーヒー)
パッケージの内容
ブラジルコロンビアブレンド
アラビカ豆100%使用
ラグジュアリッチコーヒー
ブラジル、コロンビア
シティーロースト(中深煎り)
香り:2.5
苦味:3
コク:3
まろやか:2
酸味:1
甘味:1
360g \498(税別)
苦味と酸味のバランスが良く癖のないブラジル産と、甘いアロマとまろやかな酸味が持ち味のコロンビア産豆を厳選使用。ともに南米で収穫された、相性の良いこの2種は、コーヒーらしさをしっかりと味わえる王道ブレンドです。
飲んでみた感想
コロンビアは浅煎りだと香り高く、深煎りだと香ばしさが立つように思いますが、このブレンドではしっかりコロンビアの香ばしさを感じます。
多くの人が好む味だと思いますので、とりあえず試してみるならこちらがオススメです。
私自身このブレンドが、これまで一番よく飲んでいると思います。
酸味が苦手で苦みとコクが好きなので、チャートから酸味を避けてこちらをよく買っていました。
ただ最近は酸味も好きなので、買う頻度は減りましたが。
このブレンドは挽いていない豆のものもあるので、もしミルがあるならそちらがオススメ。
やっぱり挽きたてがおいしいです。
1杯あたりのお値段は14円!
さて、お値段計算です。
1杯あたりのお値段は…
360g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=36杯(1袋あたり)
498円(税別)÷36杯(1袋あたり)≒14円(1杯あたり)
1杯あたり14円
1杯あたり14円でリッチな気分に!
モカブレンド(ラグジュアリッチコーヒー)
パッケージの内容
モカブレンド
アラビカ豆100%使用
ラグジュアリッチコーヒー
ブラジル、エチオピア
ハイロースト(中煎り)
香り:3.5
苦味:1
コク:1
まろやか:2
酸味:3
甘味:2.5
360g \498(税別)
古くから日本の多くのコーヒーファンに愛されているモカフレーバー。柑橘系の爽やかな酸味、パッションフルーツのような甘味とコクで紅茶を彷彿させる風味が特徴です。この風味にブラジル産のキレのある苦みをブレンド。アラビカ100%ラグジュアリッチシリーズで最も華やかな味わいになりました。
飲んでみた感想
ブラジルとコロンビアブレンドと比べれば、酸味があり、香りが華やかです。
でもモカの風味はめっちゃ遠いところに香りを感じる程度。
モカって単体だとかなり個性的ないわゆる「華やかさ」があると思うのですが、そのイメージで飲むと、少し風味が弱いと感じるかもしれません。
しかしそれが飲みやすさでもあり。
私もダンナも酸味が苦手って思ってたんですが(そして実際モカが強すぎるとダンナはダメみたいです)こちらは程よい酸味。
今ではこちらのブレンドもよく買います。
マイルドなので、ちょっと酸味も試してみよう、と思ったときに安心です。
こちらも粉だけでなく、挽いてない豆も売っています。
ミルがある方はそちらがオススメですよ。
1杯あたりのお値段は14円!
さてさて、お値段計算。
先ほどと同じですが、1杯あたりのお値段は…
360g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=36杯(1袋あたり)
498円(税別)÷36杯(1袋あたり)≒14円(1杯あたり)
1杯あたり14円
1杯あたり14円でリッチな気分に!
キリマンジャロブレンド(ラグジュアリッチコーヒー)
パッケージの内容
キリマンジャロブレンド
アラビカ豆100%使用
ラグジュアリッチコーヒー
ブラジル、タンザニア
ハイロースト(中煎り)
香り:3.5
苦味:3
コク:3
まろやか:2.5
酸味:3
甘味:2.5
360g \498(税別)
「アフリカ大陸の屋根」と称される、アフリカ大陸最高峰の山「キリマンジャロ」。その裾野で栽培されたキリマンジャロコーヒーは、甘い上品な香りと鋭く華やかな酸味、しっかりとしたコクを持ち合わせた上品なコーヒーです。この独特な風味にブラジル豆のキレのある苦味を加えることで、芳醇で滑らかな口当たりが楽しめるブレンドに仕上がりました。
飲んでみた感想
キリマンジャロ(タンザニア)の特徴は「強いコクと酸味、甘い香り、野性味あふれる味」だそうですが、実は私まだキリマンジャロの味はこれっていうのがよくわかってません。
酸味は分かりますが、正直モカブレンドとの違いもよくわかりませんでした。
ダンナも同様だったようで、目隠ししてあてっこしてみたら、見事に二人とも間違えました(笑)
けっこう自信満々に。入れ替わってたんでしょうか?
今後、ちゃんとキリマンジャロを感知するように精進していきたいと思います。
ダンナはこのブレンドが一番好きみたい。(当てられなかったクセに~)
1杯あたりのお値段は14円!
さてさてさて、お値段計算。
上に同じですが、1杯あたりのお値段は…
360g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=36杯(1袋あたり)
498円(税別)÷36杯(1袋あたり)≒14円(1杯あたり)
1杯あたり14円
1杯あたり14円でリッチな気分に!
ミディアムローストブレンド
パッケージの内容
ミディアムローストブレンド
ベトナム、ブラジル
ミディアムロースト(浅煎り)
香り:2
苦味:2
コク:2
まろやか:2
酸味:1
甘味:1
380g \328(税別)
→\418(税別)(2024.6調べ)
苦味が少なく、爽やかで柔らかい酸味が特徴。コーヒー本来の風味が楽しめます。一日に何杯もコーヒーを飲む方におすすめ。
飲んでみた感想
これだけがラグジュアリッチではないんですね。
見てください、このパッケージ。
至るところに「私はリッチではないんですよ」って感じが漂っています。
ラグジュアリッチシリーズは入っている豆の種類が名前になっているのに、これだけ焙煎具合が名前になってるっていう。
チャートもめちゃくちゃ控えめで、「なんかこれおいしいん?」って思っちゃいますよね。
ラグジュアリッチシリーズより20g増量したのに、お値段は170円もダウン!安っっ!
「安すぎるけど…おいしいの???」って疑いたくなっちゃいますが、大丈夫!
おいしいです!
でも、業務スーパーのコーヒーの中では断トツで個性的。
「爽やかで柔らかい酸味が特徴」とありますが、酸味はあんまり感じません。
香ばしいお味なんですが、この味…なんか知ってる…あっ!せんべいの味!
このブレンドに使われているベトナムのコーヒーは「麦茶のような」とか言われたりするんですが、飲んでみるとおせんべいのような香ばしさがあります。
このタイプのせんべいの香り↓↓↓
せんべいと思ってしまうと、笑っちゃうくらいせんべいを感じます。
わたしはみたらし団子とかの和菓子の時は、このブレンドを選んでいます。
あてっこしてもこれを出されたときは絶対わかる。
分かりやすすぎて笑っちゃいます。
使われているのはロブスタ種だと思いますが、ロブスタ種はアラビカ種の倍のカフェインが入っているそうです。
カフェインを求めている方にもオススメですね。
1杯あたりのお値段は最高コスパの9円!→11円に値上がり。(2024.6)
気になる1杯あたりのお値段は…
380g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=38杯(1袋あたり)
328円(税別)÷38杯(1袋あたり)≒9円(1杯あたり)
1杯あたり9円
うわ~!ついに9円、一桁台のお値段!
これを超える高コスパはないんじゃないですかね?
※2024.6追記 お値段を確認したら、値上がりしておりました!
380g(1袋内容量)÷10g(1杯=10g)=38杯(1袋あたり)
418円(税別)÷38杯(1袋あたり)≒11円(1杯あたり)
1杯あたり11円
焙煎は珈琲まめ工房株式会社
焙煎しているのは、兵庫県姫路市にある珈琲まめ工房株式会社という会社です。
業務スーパーのグループ会社なんだそうですが、意外に小さな会社です。
業務スーパーのコーヒー豆は、安くておいしくて鮮度が良いと高く評価されています。
ほんまに安くて、知っている限り最安値なんで、それでおいしいってどういうこと?
不思議に思ってたんですが、直接取材された記事がありましたので、リンクを貼っておきます。
小さい会社なんでスペースがなくて、焙煎したらすぐ包装して出荷するそうなんですね。
そんでその結果、早ければ製造後10日から2週間のものが店頭に並ぶそうです。
(通常、スーパーのものは3、4カ月経っていることもあるそうです。)
焙煎したてを謳ってわけではないので、絶対ではないですが、やっぱり鮮度はよかったんですね。
これを読んで、ますます業務スーパーのコーヒーが好きになったし、今後は堂々と「業務スーパーのコーヒー豆はおいしい!」と言えそうです。
安すぎて言いづらいのよね。
まとめ
今回は、業務スーパーの4種類の粉のコーヒーを飲みくらべしてみました。
正直どれもおいしいですよ。
飲みくらべしたんで違いを感じましたが、実のところ今まで個性的なミディアムコーヒーでさえ、そこまで感じてなかったです。
なんとなく気分で替えてただけ。
一度飲みくらべると個性が分かるので、一段と選ぶのが楽しくなりました。
念入りに言っておきますが、安いけどほんまおいしいんで。
オススメです。
ではまた。
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