昨年映画化されてから読み続けているマンガ、『聖☆おにいさん』。
7月には最新刊22巻が発売されました。
その中で、スターバックスについて描かれている話があり、ブッダとイエスのスターバックスに対する感覚にめっちゃ共感!
今回はその話。
まずはマンガ『聖☆おにいさん』について簡単にご紹介。
『聖☆おにいさん』ってこんなお話
世紀末を無事に乗り越えたブッダとイエスが、有休を取得して下界でバカンス。
東京都立川の安アパート「松田ハイツ」に部屋を借りて暮らしている、というちょっと変わった日常コメディマンガです。
家事担当しっかりもので倹約家のブッダと、楽観的でノリがよく浪費家のイエス。
対照的な二人のやりとりと、散りばめられる仏教やキリスト教をネタが見どころ。
2006年から連載が始まり、2013年に劇場アニメ、2017年に実写ドラマ、そして昨年(2024年)に実写映画化されています。
現在も雑誌「月刊モーニングtwo」で連載中。
なんとおよそ19年間にわたって、愛され続けている作品なんですね。
スターバックスって緊張しませんか?
と、本日はそんな『聖☆おにいさん』とスターバックスの話。
スタバって緊張しませんか?
私は緊張するんです。
なんかおしゃれ過ぎじゃないですか。
あのカップ持って、ベビーカーを押しながら街を闊歩するイケてるママ。
そんなファッション雑誌の1ページが浮かんできます。
(実際にそんなページを見たのかもしれん)
いやいや、スタバのコーヒー豆のレビューしてるやん。
そう、それはそう。コーヒー豆は買えるのよ。
商品棚から選んでお会計するだけだから、スタバでもおみやげやさんでもいっしょ。
問題はイートイン。
なんかみーんなおしゃれに見えるよね。店員さんもお客さんも。
パソコンなんて開いちゃったりしてね。お仕事?レポート?
その雰囲気に気おされながらする、ドキドキカウンター注文。
うしろ並んでるし。
「人が並んでる!早くしなきゃ!!え!どれ頼めばいいの!?サイズどれが普通なん!?」
みたいなやつ。
この辺りはおしゃれ感がないファーストフードでも緊張しちゃうけど。
即決を迫られる感じね。
慣れた人には「いい年して何言ってんの?」だろうけど。
でも同じ思いを抱えた小心者も、世の中にはいっぱいいるのでは!?
おしゃれの恐怖!!恐怖のおしゃれ!!!
『聖☆おにいさん』とスターバックス
さて、『聖☆おにいさん』にも、これまでスターバックスがちょいちょい登場しています。
読み返してみたら思ったほど回数は多くなかったんですが、とても印象的だったので記憶に残っていたんです。
そして新刊22巻ではスターバックスへのコンプレックスが赤裸々に。
というわけで、これまでのスターバックスが出てくるシーンをご紹介。
11巻 SNSとスターバックス

11巻は、イエスがブッダにSNSを勧めるお話。
イエスはSNSに長けていますが、ブッダはいまいち続かず。
そんなブッダに、ロゴが写っているだけで超おしゃれ写真になるというスターバックスで、投稿のコツを伝授します。
13巻 スターバックスと、イエスとブッダの母

13巻ではイエスの母マリアが、ブッダの母マーヤーと待ち合わせ。
イケてるマーヤーにコンプレックスを持つマリアが選ぶ、待ち合わせの場所選びの候補の一つがスターバックスでした。
「いつものきよ友ならルノアール一択…」(きよ友→マリアさんは氷川きよしファン)
「でもマーヤーさんは…ドトール…?」
「いいえ やっぱり勇気を出して スターバックスに行くわよ!!!」
このように思い切ったマリアでしたが、
「さっきルミネを見てたら 『ワイアードカフェ』がありましたからそこにします?」
のマーヤーの一言でうちのめされてしまいます。
「主は乗りこえられる試練しかお与えにならない…… でも私が乗りこえられるのは スタバまでです 主よ…!」
つまりマリアにとって、コーヒーショップのおしゃれ度は、
ルノアール < ドトール < スターバックス < ワイアードカフェ
というわけですね。
というか私、ルノアールとワイアードカフェが分からなかったので、検索してしまいました。
これがルノアール↓↓↓ なるほど関東圏のチェーン店なんですね。

ドトール↓↓↓ これは知ってる

件のスターバックス↓↓↓
人気は季節の「フラペチーノ」。フラッペ+カプチーノが由来で商標登録されてるって。

そしてこれがワイアードカフェ↓↓↓
意外に大阪にもあるのね。ぱっと見そんなに敷居が高そうな内装には見えないけど。
でもマリアがこんなに怯えているのだから何かあるのだ…もしやこのランキングはターゲット客の年齢層なのか?

マンガには出てこないけど、私はブルーボトルコーヒーのほうがビビりそうって思う↓↓↓
もちろん入ったことはない。

ちなみにこの巻には、コーヒーの話がもう一話出てきます。
この話はなかなか強烈。
ブッダにかっこよくコーヒーを淹れたいイエスが、全く予備知識なくコーヒーに凝りだす話。
なんとコーヒー豆の栽培から始めちゃう。
出来上がったのは赤くてドロリとした謎の液体…
22巻 モバイルオーダーで見事スタバを克服!

さて、いよいよ最新刊の22巻。
お昼時、お腹も空いて疲れた二人が見つけた奇跡の空席。
しかしそこはスターバックス。
一人が席を取り、もう一方は単独で注文しにいかなければならないという試練…。
そこに現れたるは、スターバックスで働くブラックエプロンの「第231代ローマ教皇クレメンス8世」。
(クレメンス8世はコーヒー好きで、悪魔の飲み物とされていたコーヒーに洗礼をほどこしたのだとういう)
そんなクレメンスさんが差し出したのは、モバイルオーダーの経典。
この経典に従い、見事に注文できたばかりか、あこがれのカスタマイズまでできたのだという…
これだ!これですよ!モバイルオーダー!!
小心者に必須のアイテム!!!
私なんて、スターバックスどころかマクドナルドでもカウンター注文緊張しちゃうからね。
モバイルオーダーは強い味方です。
スターバックスでモバイルオーダー、やってみよう!
「いつもスタバ来てます」って雰囲気出せるかも。
よ~し!モバイルオーダーの際はこちらで念入りに予習だ!↓↓↓

まとめ
今回は、マンガ『聖☆おにいさん』とスターバックスって感じの話でした。
いやあ、スターバックスへの緊張感が自分とおんなじ。
以前コーヒー豆を選んでいたらバリスタさんがお声がけくださいまして、話の中で「いやあ、スターバックス緊張しちゃうんですよ~」なんて言ってしまい、「それはそれは申し訳ございません」と謝られてしまいました。
しまった!そんなつもりでは!
いや、いいんですよ!そのおしゃれ感!特別感がいいところでもあるんだから!
ちなみにスターバックスといえば、こちらのエッセイもおもしろかったです。
山本ゆりさんのエッセイは、いつも共感と笑いの嵐。でももう電子書籍か古本しかないみたい。↓↓↓
ところで『聖☆おにいさん』は学習漫画としてもオススメ。
私は小4の娘が読み始めたので続けて読んでいるのですが、娘は仏教やキリスト教に少し興味が出てきたみたい。
これをきっかけに、実際に奈良の東大寺の大仏さんを見に行きましたよ。
どデカいブッダ!!
ついでにこちらの絵本も読んでいきました。
この絵本を読むと、興福寺の国宝館も「あ!看護師さん!」なんて言って楽しむことができます。
シリーズもある。ちょうどいい季節のテーマ。
話がだいぶそれてしまいましたが、今日はこのへんで。
ではまた。
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