秋ですね。急に肌寒くなりました。
秋本番!って感じ。
どこに行っても秋スイーツがいっぱい!目移りしちゃう。
おいしく今の季節を楽しみたいですよね~。
今回はKALDI(カルディ)の秋のブレンド2種類を試してみました。
合わせていただくお菓子も選んでみましたよ。
それではレビューです。
「くりのためのブレンド」「おいものためのブレンド」レビュー

今回購入したのは、「くりのためのためのブレンド」と「おいものためのブレンド」の2種類。
いつも思うけど、KALDIはパッケージのイラストがかわいいですね。
版画みたいなこの感じ、好きです。
昨年は、「おいものためのブレンド」をレビューしました↓↓↓

今年は「くりのためのブレンド」もあるんだということを知って、改めて2種類を購入しました。

くりのためのブレンド
パッケージ情報

くりのためのブレンド
生豆生産国名:コスタリカ、ケニア他
ロースト:中深煎り
テイストバランス:やわらかな甘み
ボディ:飲みごたえ
ドリップバッグ 10g入り
170円(税込)
「芳醇な風味と程よい香ばしさが特徴のブレンド。くりのお菓子に合わせて作った、秋の味覚にぴったりな、季節限定コーヒーです。」

実際に飲んでみました
まずは淹れます。
パッケージ裏には「少量のお湯で20秒蒸らし、熱湯を2、3回に分けて注ぎ、出来上がり140mlほどにする」とあります。
これをまじめに意識すると、お手軽であるはずのドリップバッグでさえ「むずかしい」と感じてしまいますが(1杯分を2~3回に分けるのむずかしくない?)、私はもっと適当に淹れていいんじゃないかと思っています。
ドリップバッグがしっかり浸かる小さめのカップで、どぼぼとお湯を注いでしばらく待つ。(浸漬式のイメージです。)
案外この方が安定しておいしい気がするんですが、どうでしょうか?

「くりのためのブレンド」の豆は、コスタリカ、ケニア他となっています。
コスタリカの豆の特徴は「柑橘系のフレーバー、豊かで上品な酸、濃厚なボディ」、ケニアの豆の特徴は「柑橘系やベリーのようなジューシーで鮮やかな酸味、しっかりとしたコク、華やかな果実味」なんだそうです。
(こういう味の表現、いまだにピンとこないんですよね…)
柑橘系の酸味ってのはよくわかりませんでしたが、酸味は穏やかだと思いました。
香りもそんなに華やかなものではなく、どちらかというともっと素朴な感じ。
やや深煎りのほどよい苦味とコク、控えめな酸味が飲みやすい印象です。
くりのお菓子と合わせてみました
さてさて、それでは、合わせるお菓子です。
栗のお菓子、いろいろありましたよ~。
その中からこの2つをチョイス。

一つはこちら、「和栗のショコラクッキー」。
パッケージもかわいいです。
カルディのこういうかわいいパッケージのやつは、だいたい販売者が「株式会社もへじ」ってなってます。
「もへじ」はカルディを運営する「株式会社キャメル珈琲」の関係会社。
カルディらしさを作っているのは、このもへじの商品なんですね。
では、開けてみましょう~


開封したときからふんわり「マロン」って感じの甘い香り。
味も甘いのかしら?
食べてみるとほろりとした食感。
甘すぎない程よい甘味。
クッキーなのかショコラなのか、ショコラなのかクッキーなのか、ほんと絶妙~。
コーヒーのお供にぴったりで「くりのためのブレンド」と相性抜群です。

お次は「栗らくがん」。
こちらはしぶいデザインのパッケージ。


よーく見て。
「静かなるブームの波紋を拡げる!!」って!
製造者の気合いが前面に出てる!!(笑)
すでにブームは始まりかけてるようですね。
ではこちらのブログでもご紹介させていただきますね。
(そんなに影響出ないと思いますが、「静かなブーム」だからちょうどいいと思います。)
それではいただきます。

ぽりっとかじるとやさしいくちどけ。
素朴で自然な甘さ。
この味、知ってる味だよなあ…と思ったらえんどう!そうそう、豆の味がする!
栗は…う~ん、ちょっと分かりませんでした。豆の方が存在感ある。
うん、これ、好きだなあ~。
「くりのためのブレンド」との相性でいうと、ちょっとやさしすぎるお味かも。
ブラジルやコロンビアならどうだろう。
いや、ほうじ茶や紅茶もいいかもしれない。
ミルクティー、いいんじゃない?
ちなみに落雁(らくがん)っていうのは、米や麦、豆や栗のでんぷんを含む粉と、砂糖や水あめを合わせて型抜きしたもの。
今回の落雁は、原材料が「えんどう、グラニュー糖、栗」のみで、とってもシンプル。
同じ干菓子である和三盆と比べると、穀物粉が入っている分、甘味はマイルドで素朴なお味。
これ、意外に子どもたちに好評でした。
こんなにシブいパッケージなのにね。
「きな粉の味がする~」って。おしい!大豆じゃなくてえんどう豆なんだー。
おいものためのブレンド
パッケージ情報

おいものためのブレンド
生豆生産国名:ブラジル、ブルンジ他
ロースト:中煎り
テイストバランス:やわらかな甘み
ボディ:軽やか
ドリップバッグ 10g入り
170円(税込)
「焼き芋の蜜をイメージしたアロマと甘い余韻。おいもの味わいが引き立つように、やわらかな味わいのブレンドに仕上げました。」

実際に飲んでみました
「おいものためのブレンド」はブラジルとブルンジです。
ブラジルは「酸味が少なく、ナッツやチョコレートのような香ばしい風味とコク」、ブルンジは「しっかりとした甘さとクリアな酸味」が特徴なのだそうです。
実際に飲んでみると、コクがある酸味って感じ。
「くりのためのブレンド」が素朴な味わいだったのに比べると、しっかりと酸味が主張してきます。
特に、時間が経って冷めてくると酸味が増してきます。
この酸味が甘いさつまいもと合うのかも。
おいものお菓子と合わせてみました
さて、今回チョイスしたさつまいものお菓子はこの2つ。

「ひとくち安納芋ようかん」と「大学いも蜜かりんとう」です。
ふふふ。和のスイーツばっかりでしょ。
そういうお年頃です。
さて、まずは「ひとくち安納芋ようかん」から。
開封してみるとこんな感じ。


んん???ようかん???ようかんかなあ???
指で押してみるとムニムニとグミみたいな感触。

あ!この感じ知ってるわ!
これ、スーパーでは「ゼリー」って名乗ってない?
「ゼリー」と名乗られた時も、「君はゼリーなのか???」って思ったけど。
寒天ゼリーですね。
食べてみると、なんとやきいも味!
単にさつまいもって言うんじゃなくって、やきいもですね!!
原材料にもしっかり「やきいもペースト」とありました。
思っていたようかんとは違いましたが、これはこれでおいしいですね。

次は「大学いも蜜かりんとう」をいただきます。


実は私、かりんとうにはうるさいんですよ。
(こんなこと言い出した時点で、もううるさいですよね。)
かりんとうはボリボリと固いやつが好き。
信頼しているのは姫路のかりんとうです。こういうやつ。
もっと固くてもいいんだけど。
めっちゃ選んでソフトなかりんとうだったときは、ちょっとがっかりしてしまうんで、必ず製造が姫路であることを確認します。
「大学いも蜜かりんとう」は岩手の製造みたい。
岩手かあ~、岩手はどうなんだろう。
写真はめっちゃおいしそうなんよねー。
一口食べてみる「ボリッ」!「ボリボリ」!!
こ、これは!!
あれやん!
芋けんぴ!
私の大好物の!!
でも「芋けんぴ」じゃなくて「かりんとう」って言うからには、さつまいもそのものではないんよね?
原材料は小麦粉。でもほんっと芋けんぴな感じ!
黒ゴマもいい!これは止まらん!
でもって「さつまいものためのブレンド」との相性もばっちり!!
「さつまいものためのブレンド」はけっこうあと引く酸味があるので、油を使ったお菓子がよく合うと思いました。
コーヒーの酸味とコクがお口の中の油に負けず、後味さっぱりです。

まとめ
今回はカルディの「くりのためのブレンド」と「さつまいものためのブレンド」、そしてそれぞれくりとさつまいものスイーツをレビューしました。
「くりのためのブレンド」は、ほどよい苦味とコク、控えめな酸味で甘いお菓子とよく合います。
「さつまいものためのブレンド」はコクがある酸味が特徴で、油をつかったお菓子とぴったりでした。
お菓子の製造者さん調べているとおもしろいですね。
例えば、栗らくがんの「小布施栗菓製造」さん、めっちゃローカルな栗のお菓子の工場っぽい。
人気なのは、「栗福」っていう、デパートの催事でしか買えないおまんじゅうみたい。
え、それ食べたいやん???
小布施栗菓製造(株)公式HP←ほとんど情報がない
食べログ 小布施栗菓製造←栗福の人気のほどが伺える
そして今回めっちゃ気に入った「大学いも蜜かりんとう」を作っているのは、岩手県の「有限会社 千葉恵製菓」さん。
公式ホームページでは、地元のスーパーに卸す和菓子作ってるんかな?っていう雰囲気。
公式オンラインショップはSTORESに出店されていて、こちらにかりんとうたちが!
甘いのだけじゃなくて、チェダーチーズなど塩いのもあるみたいで、めっちゃ気になります。
有限会社千葉恵製菓 公式ホームページ←新商品の情報など
有限会社千葉恵製菓 オンラインショップ(STORES)←かりんとうの購入はこちら
全国にはあまり知られていないおいしいものがいっぱいあって、それを見つけてきて、おしゃれにして売ってるのがカルディってことなのかな。
なるほど、カルディ散策が楽しいわけです。
ではまた。

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