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『ごはんが楽しみ』井田千秋 レビュー | 日常好きのエッセイ漫画

ごはんが楽しみ 小説・エッセイ

今回ご紹介するのは、井田千秋さんのエッセイ漫画『ごはんが楽しみ』

この本、Xにポストされているのを何度か見かけて、気になっていたんです。

「ごはんが楽しみ」だなんて、めっちゃストレートなタイトルですよね~。

わたしのXのアカウント、だいたい本と食べ物のことばかりだからか、そんな感じのポストばかり流れてくるんですよ。

わかってるな~、X。ありがとう~。

そして読んでみると、ああ、著者も日常生活が大好きな人なんだなあと感じました。

特別なことはなくとも、毎日そこここにある幸せ。

そんな幸せがたくさん集められた一冊です。

お休みの日に、またはお休みを楽しみにしている日に読みたい一冊。

それではレビューです。

エッセイ漫画『ごはんが楽しみ』井田千秋 レビュー

ごはんが楽しみ
発売日:2024年10月07日頃
著者:井田 千秋
出版社:文藝春秋
発行形態:単行本
ページ数:128p
ISBN:9784163919003

※画像は楽天ブックスにリンクを貼っています。Amazon、Yahoo!の方は記事の一番下にリンクがあります。

このエッセイは全ページカラーエッセイ漫画です。

かわいらしい女の子の絵と、おいしそうな食べ物の絵が満載です。

***

読み始めてすぐ思ったのは、「え!これ私ちゃうん!?」って。

(本出した覚えはないけど!)

だって1ページ目から作者の使っている、マグカップ、これ私のマグカップ!

それはもう、うんと昔に新潮文庫のキャンペーンでもらったマグカップ。

100%ORANGEさんのYonda?のパンダのイラストのやつ。

もう20年ほど前のだと思います。

わが家のは、すでにヒビが入ってしまい、でも捨てるのも惜しく、計量スプーンを立ててあったりするんですが。

新潮文庫のマグカップ

なんか自分ちにあるものが出てくると、急にめっちゃ親近感。

ほんで、パラパラめくるとパンの話。

「私もパン好き~。あはは、作者も3連のハム使ってんだな。庶民的~。」

なんて思ってたら、ババーンと「饅頭(マントウ)」のイラスト。

マントウは中国北部の地域の主食で、具なしの肉まんって感じのもの。

「マントウ好き!」って人に初めて出会った!私も好き!

で、なに?通販で売ってるんですか!?

それはそれはいい情報をありがとうございます!

私いつも自分で作ってるんですが、なーんかイマイチなんですよ~。

こんな風に、このエッセイ、志向があまりに自分そっくりで、心の中で作者と会話しまくりでした。

***

食べることも作ることも好き。

それでいて、外で食べにいくことも楽しんでいる。

「ていねいな暮らし」のイメージほどは「意識高い系」ではなく、気負わず、自分にぴったりの暮らしを楽しんでいる、そんな感じの一冊。

親しみを感じる内容に、読んだ人はきっと「あ~、わかる~私もそう~」と共感する部分があると思います。

ゆるりとリラックスして楽しみたい本ですね。

著者 井田千秋(いだ ちあき) さんについて

著者の井田千秋(いだ ちあき)さんは、神奈川県在住のイラストレーターさんです。

会社員時代を経て、絵を描くお仕事の世界に入られたようです。

主に書籍の挿絵や装画などを手掛けられています。

「わたしの塗り絵BOOK 憧れのお店屋さん」(日本ヴォーグ社)など、大人の塗り絵も人気のようです。

私は未読なのですが、コミック&イラスト集『家が好きな人』(2023発売)(実業之日本社)は、とても人気。

こちらはエッセイではなく、架空の部屋のイラスト集のようですが、試し読みしてみるとこちらも同じ空気感で癒されそうです。

そして2024年、このエッセイ漫画『ごはんが楽しみ』(文藝春秋)を出版されました。

今後もシリーズが出そうな気もしますね。

参考:CREA 井田千秋インタビュー#1
   CREA 井田千秋インタビュー#2
   Wikipedia 井田千秋

まとめ

今回は井田千秋さんの『ごはんが楽しみ』をレビューしました。

食べることが大好きな人、おうち時間が大好きな人におススメの一冊です。

それは私です。

『家が好きな人』も絶対読もう!

ではまた。

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